今日から日本で新型コロナウイルスのワクチン接種が始まりましたね。ニュースでも対象病院の院長が注射を受けいている姿が報道されていました。
副作用は大丈夫なのか?痛くないのか?など疑問点はたくさんありますが、本当のところはまだ誰も予測できないといった感じではないでしょうか。
新型コロナウイルスが昨年始まり、およそ半年という短い時間にワクチン開発が行われたため、まだ十分な有効性や安全性に関する臨床データが揃っていないようですし。
ただ、ワクチンが私たちの日常を取り戻す救世主になり得る可能性も十分期待できそうです。
大規模な接種を始めたイスラエルでは、新規感染者、重症者がともに激減しているそうです。
気になる副反応に関しては、米国のファイザー製のワクチンでアナフィラキシーを含むアレルギーの頻度はで 0.0011%となっているようで、致命的な副反応は報告はなしとなっています。
治験の段階では注射した部分に強い疼痛が数日続くことや発赤の報告はあるようですが。あとは一部の人で頭痛や倦怠感を訴える人もいるようです。
ワクチン接種の案内が届いた!!
先日、私の勤務する病院にも「新型コロナワクチン接種が始まります!」という回覧が届きました。
私の本音を言えば、今はまだワクチン接種をせず様子を見たいという思いもありました。ただ、医療従事者の場合は過去の予防接種でアレルギー反応を起こしてしまったとか、副作用が出た人でない限りほとんど強制のような雰囲気です。
回覧には接種希望者は○をつけてくださいではなく、接種を希望しない人は○を付けてくださいになっていました。
私はまだ男性なので良いですが、これから妊娠を控えた女性職員は不安をいただいている人も多いでしょう。
重篤な副作用が報告されてはいないと言っても、妊婦さんに関しては十分な知見が揃っていないので各国で見解が分かれているようです。
イスラエル
カナダ
イギリス
各国こんな感じ見解みたいです。日本はというと、
・安全性は確立しないが、妊婦さんをワクチン接種の対象から除外しない。
・妊婦さんのパートナーは感染が拡大しないようになるべくワクチン接種を受けるのが望ましい。
・妊娠を希望している人はなるべく妊娠前に行う。
・生ワクチンではないので、接種後長期間避妊する必要はない。
と言った感じです。妊婦さんに関しては誰も本当のところはわからないみたいです。
期待の救世主であることには変わりはない
とは言ってもワクチンに対しても期待はかなりあります。これまで1年間という長期間に渡ってステイホームが要請されていました。
今の生活に慣れてきている一方で、「いつまで続くの?この生活」と言った思いを持った人が増えてきているのも事実です。
今回のワクチンでこれまでの日常が戻ってきてほしいものですね。医療従事者以外の方向けのワクチン接種については未定だそうですが、4〜5月頃という話もちらほら出ているようです。
なんだか少しゴールが見えてきた気がしますね。