手軽に写真が撮れる時代だからこそ、労力をかけた一枚に価値が出る。

約1ヶ月前、あるフォトグラファーの方に夫婦の写真を撮影していただきました。撮影場所は私の地元。

フォトグラファーとして仕事をするために、ある程度サンプルが必要ということで、Instagramで被写体を募集されていたのです。

そこに妻が応募しており、お声かけいただいたという経緯でした。

先日、写真のデータをいただきました。

無料で撮影していただいたことが申し訳ないほど良い写真ばかりで何度も見返しました。

当日はセットした髪が一瞬で崩れるほどの強風でしたが、悪条件がとても良い味を出しています。

数年後、この写真を見返したとき、どんな自分たちなんだろうか。

たとえ、撮影日のような強風のなかでも夫婦で協力していたい。この地で仕事に、子育てに奔走していきたい。

写真を見返すたびにそんな思いにさせられます。

フォトグラファーに撮影をお願いするとお金、労力、時間がかかりますが、色褪せることのないその日の思い出が残り続けることになります。思い出は人生そのものだと思います。

私のiPhoneには約5,000枚もの写真が保存されていますが、私の目に触れられないままの写真が大半です。

ときより見返す数少ない写真は、どれも労力をかけて撮影していただいたもので、とても良い思い出となっています。

ポケットから取り出したiPhoneで手軽に高画質な写真を撮影できる時代ですが、ときにはフォトグラファーへ写真をお願いしたい。

そんな心の余裕を持ち合わせた大人でありたいです。

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