コロナも3年目に突入し、だいぶ慣れてきた感がある。
年頭は田舎へ帰省し親戚に新年の挨拶を行うというご家庭も多いだろう。
僕の祖父母宅でもそういった慣習が残っている。
とはいっても、祖父は今年で80歳、祖母も70代後半だから僕が学生時代のときよりかはかなり規模は縮小している。
昔は親戚が15〜20名祖父母宅に集まり、21:00頃まで料理やお酒を呑んだりしていたが、最近では18:00にはお開きムード。
2023年も祖父母宅へ新年の挨拶に
今年の元旦も午後からだが、祖父母の家へ新年の挨拶に行った。
毎年は僕ら夫婦を含め、8名の参加である。
「料理は作らず集まるだけにしない?」という提案は通らなさそう
コロナが流行する前、確か娘(僕の母親)が祖母へこういった行事のあり方について相談していたのを覚えている。
年1回とは言え、もう祖母も高齢で料理を準備をするのも大変だから料理やお酒はなしで集まるだけにしようという相談だ。
しかし祖母は人に料理を振る舞うのが大好きで、今回の大晦日も24:00過ぎまで準備をしていたんだとか。
もう誰にも止められないということで、「引き止めるのではなく、サポートに」といった感じ。とても美味しくいただいた。
高齢になってそんなに無理をして疲れないだろうかという心配がある反面、エネルギッシュな祖母が誇らしくもある。そんな感じだろうか。
新年の挨拶は20年以上続く慣習
元旦に祖父母の家に集まる慣習は僕が就学前からあるから、もう20年以上続いている。
これは本当にすごいことだと思う。祖父母や親戚みんなの創意工夫の賜物だ。
妻も結婚してから2回目の参加だ。
「えー、めんどくさい」と言わず、気持ちよく参加してくれている姿にいつも頭が下がる。
妻のコミュニケーション力の高さを尊敬
僕の親戚とも、幼少期から知り合いだったんじゃないかというほど溶け込んでいる。このあたりのコミュニケーション能力は本当に尊敬する。真似しようと思っても、僕の場合どうしても堅い雰囲気になってしまう。
そうして妻は絶賛される。
「良い奥さんだねぇ。平成の人とは思えないくらい気が回る(気配り上手)ね」と。
僕も嬉しくなって、また来年も参加したくなってしまうのだ。
ん?これが長年続いている秘訣か?
話は逸れるが、書き残しておきたいこと
親戚のおじさんが食通で、僕にとっては新しい情報で勉強になることが多い。
今回はうどんの話になった。
突然だが、日本三大うどんは何かわかるだろうか。
2トップは不動で「讃岐うどん」、「稲庭うどん」。3番目は聞く人によって変わるそうだが、「水沢うどん」もしくは「五島うどん」だそうだ。
なかでもおじさん一押しは秋田県湯沢市の「稲庭うどん」。特に佐藤養助商店 総本店のうどんは別格らしい。
熱弁されると行ってみたくなってしまう。また一つ勉強になった。