サラリーマンは「社畜」、「一生奴隷」などの言葉を耳にすることがあります。
確かにサラリーマンって時間の縛りもありますし、人間関係も選べないですし、つらいときもありますよね。
ただ、そんなサラリーマンであっても心豊かに暮らすことは可能です。
もちろん明らかなブラック企業は除きますが、雇われる立場でも充実した毎日を送れます。
この記事ではサラリーマンで心豊かに仕事ができる人とサラリーマンで苦しんでしまう人の違いについてまとめてみました。
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サラリーマンでも心豊かに暮らせる人
周囲から尊敬されている
いきなりハードルたかっ!って感じですよね。
ただ、事実としてサラリーマンでも楽しそうに仕事をしている人は周囲から尊敬されています。
尊敬といっても社内で売り上げが一番あるとか実績以外でも、社内のことをよく理解している、周囲が納得するような判断ができる、周囲の雰囲気を明るくするような人柄・・・などいろんな要素がありますね。
どちらにせよある程度の実力を兼ね備えた上でです。
人柄は抜群に良いけれども、ミスばかりという人はなかなか尊敬されにくいですからね。
経験・知識が豊富
やはり経験や知識が多いとそれだけ頼られますし、自分も仕事をしていて楽しいと思います。
事実として経験や知識が豊富な人が重要なポストを任されることもありますし、自分で判断できることが多い人はサラリーマンであってもやりがいを持って仕事をしている人が多いように思います。
目標がある
仕事を楽しそうにしている人で、ただ漠然と毎日を過ごしている人は少ないです。仕事であったり、家族であったり、もしくは趣味など何かしら目標がある人が多いですね。
仕事に繋がる目標だとベストですが、必ずしも仕事じゃなくても良さそうです。
趣味のスポーツでも、資格の勉強であってもなんでも良いと思います。
何か目標を持って、チャレンジし続けるというのが重要のように思います。
家族を大切にしている
他人から軽くみられていて心豊かにいられる人はなかなかいません。いるとしたら相当メンタルが強い人だと思います。
サラリーマンでも心豊かに暮らせる人は周囲から大切にされています。周囲から大切にされるのは自分も周囲を大切にしているからです。
仕事は定年退職しない限り、引退は自分で決めなければなりません。長い場合数十年同じ職場なんてことも多いかと思います。
自分が周囲から大切にされたいから、自分も周囲を大切にするという気持ちでは長い期間のなかで必ずボロがでます。
目安となるのが、家族を大切にしているかどうか。
家族を大切にできないのに、職場の人だけ大切にできるというのは考えにくいですね。
逆を言えば、家族を大切にできている人はどんなに無愛想な人であっても、職場の人も長い期間のなかで人柄の良さに気がつきます。
家族関係は人間関係の基礎です。家族を大切にできる人が職場の人も大切にできます。
清潔である
毎日お風呂に入る、服を替える、顔を洗う、歯を磨く、寝癖を直すなど基本的なことです。
どんなに仕事ができて、人柄が良かったとしてもあまりにも匂いがキツかったりすると嫌がられます。
世知辛い世の中ですが、事実です。
特別なことをする必要はありません。可能な場合は面倒臭がらず毎日お風呂に入りましょう。歯を磨きましょう。寝癖を直しましょう。
これらは人間関係において加点になりませんが、かけていると減点されてしまうポイントです。面倒臭がらなければ誰でもできることなのに、もったいないです。
いざというときの備えをしている
主には貯金ですね。
サラリーマンである以上、大体稼げる金額が決まっています。
20代で仕事を始めた男性の場合、生涯賃金は2億〜2億5000万円くらいです。女性であれば1億5000万円〜2億くらいですね。
少額でコツコツと貯金をしておくことで心に余裕が出てきます。
目安としては年収の2年分くらい貯金ができる良いと思います。
年収300万円の人であれば600万円くらいです。
きっと心に余裕を持って働けるはずです。
サラリーマンでつらくなる人
単純にブラック企業
こればかりは自分ではどうしようもないこともあります。
自分でブラック企業を選んで入職したことを考えると選んでしまったことも踏まえて自己責任といってしまえばそれまでですが。でも入職するまでわからない場合も多いですよね。
毎日毎日怒鳴られる、サービス残業は当たり前、人手不足すぎるなど、そもそも環境が原因でつらくなってしまう場合もあります。
上司の言うことをきかない
イエスマンが良いということではありません。
上司のことを軽くみて、上司の意見を無視してなんでも自分のやり方でやろうとしてしまう人です。
多くの場合、会社は縦社会です。
何かあったときに責任を負うのは上司です。その上司の判断に従えないということは上司の立場からするとたまったものではありません。
長い目で上司から疎んじられる存在になってしまいます。そうなると仕事がつらくなってしまいます。
他人に興味がない
生活をするためにお金稼ぐという目的を持った人間が集まっているので、仕事上の人間関係は非常にサバサバしたものです。
そんなサバサバした人間関係であっても最低限の気遣いは必要です。
職場が忙しいときでも協力を全く示さず、定時帰宅を貫いていると自分が大変なときに周囲から協力をもらえなくなってしまいます。
他人に興味津々とまではいかなくても、仕事は1人で完結しない以上、ある程度他人に最低限の関心があった方が良いです。
面倒臭がり屋
全て完璧にということではありませんが、最低限保たなければいけない質があります。
それを面倒臭がって質を落としてしまうと「あの人の仕事は雑だ」という噂が立つようになります。
客観的に考えてみて、こんな噂が立っている状況で心豊かに働けそうですか?
きっと難しいですよね。
休みがあまりにも多い
働き方改革で有給取得が強制になった会社もあるかと思います。
このような事前に分かっている休みではなく、急な休みです。
体調不良や忌引きなどは計算できないので仕方ありません。
ただ、体調不良があまりにも多いとそれだけ周囲に負担がかかってしまうので喜ばれることではありません。
持病があって頻繁に体調を崩しやすいのであれば、事前に上司や同僚に十分な説明をしておく必要があります。そうでないと「仕事を休みたくて仮病を使っているのか」と変な誤解をされてしまいます。
まとめ
サラリーマンでも心豊かに暮らせる人とつらくなってしまう人についてまとめてみました。
何かとストレスフルだと言われるサラリーマンですが、やりがいをもってキラキラと働いている人もいます。
サラリーマンでも心豊かに暮らしていける人は人間関係の基礎や仕事での経験がある人が多いです。これは仕事以外でも役立つことですので、是非意識してみたいものですね。
今サラリーマンとして勤務されている人がもっと楽に暮らしていけたら良いなって思います。
それでは、また。