昨日オリエンテーションだったんだけど、友達が誰もできなかった。話しかけることもできなかった。これから友達できるかな?
このような疑問に回答していこうと思います。
- 某関東4年生大学を卒業
- 病院勤務の社会人3年目
- 大学のオリエンテーションでは3日間誰ともしゃべれず
新入生オリエンテーションに行ったら、もう既にグループができていてワイワイ、ガヤガヤ。
焦りますよね。私だけ友達いないのかな?もしかして取り残されている?と不安になります。
私も初対面の人と話すのは緊張しますし、自分から話しかけて友達を作るということは得意ではないのでオリエンテーションでは3日間誰とも話せませんでした。
そのときの気持ちといったら不安を通り越して恐怖です。
私は友達がいないまま大学生活を終えるのかって。
- 友達作りに出遅れてしまった大学時代の話。
- 友達作りに出遅れた人が大学で友達を作るまでの取り組んだこと
- 大学で友達作りに出遅れて学んだ教訓
当時の私は大学での友達作りに必死になりましたが、振り返ると別に焦ることなかったなと思います。
なぜなら1人でいたくないという焦りで繋がった友達というのはすぐに繋がりが途絶えます。
オリエンテーションでできていたグループも最初の1ヶ月くらいで、仲良くなくなっていて、卒業まで仲が良かった人たちはほとんどいませんでした。
結局みんな1人になりたくなかったから、SNSで繋がり、「とりあえず1人ならないために話せる人と作ろう」というだけでなんとなく盛り上がっているだけなので、本当に気が合うわけではないんですよね。
だから、友達作りに遅れたとしても挽回できるチャンスはいくらでもあります。
本記事では大学で友達作りに出遅れた私が取り組んだことや感じたことをまとめています。
友達作りに出遅れてしまった大学時代の話。
オリエンテーションに行くともうみんな友達ができているような雰囲気でした。SNSで同じ大学に進学する人を見つけ、知り合いになっていたんだとか。
私は完全に出遅れました。SNSを駆使して友達を作るという発想もなかったので。
高校時代からの繋がりのある友達もいないし、初のオリエンテーションは時間ギリギリに行ってしまったので、教室の端の席しか空いていません。
みんな楽しそうなんですよね。男女仲の良いグループもできていて、「何?同じ高校だったの?」と思わせるくらい打ち解けている。
結局最初の3日目は誰とも話すことなく終えました。
私の場合はこれから書くことに取り組み友達作りに取り組みました。
友達作りに出遅れた人が大学で友達を作るまでの取り組んだこと
話しかけてもらいやすい環境を作る
自分から積極的に話かけるのが苦手なので、話しかけてもらいやすい環境を作るよう心がけました。
具体的には「ここの席、座っても良いですか?」と話しかけてもらい、「良いですよ」という会話からスタートしようと考えました。
なので授業の20分くらい前には教室に行き、混んでいそうな場所に自分の席を陣取ります。←もちろん友達がいないので1人で座ります。
自分が座っている席の脇に荷物を置き、2人が座れるように席を確保。
授業開始5分くらいになると教室もだんだん混んできて、席に座れない人が出てきますので、頃合いを見計らって自分の荷物をさっと避けます。
そうすると席に座れなかった人が「ここの席座っても良いですか?」と声をくれるので、「良いですよ」という会話から「1年生なんですか?」とか「何学部なんですか?」と何気ない会話をスタートさせます。
どこに座ろうか迷っている人はまだどこのグループにも属していないことが多く、同じ「大学で友達がいない」という境遇なので話が弾むことがあります。
メリットは話しかけるのが苦手な方でも試せる方法であること。デメリットは誰かに話しかけてもらわないといけないことです。
サークルやバイトに入る
確実に話しかけてもらえます。
サークルはバイトに限らず新入りは先輩に話しかけてもらえることが多いため、誰でも良いでの「話せる人がほしい」という人にはオススメですね。
入って「なんかこのサークル・バイト、合わないな」と思ったら辞めれば良いのです。
バイトの場合はシフトを組まれ、辞めにくいということもあるかもしれません。
サークルはゆるいところで辞めたいときでも特に何もしなくて良い、むしろ所属しているだけで参加しなくても良いというサークルもあるので、ハードルは低いかもしれませんね。
大学で友達作りに出遅れて学んだ教訓
友達作りを焦ると気の合わない人に囲まれる
友達作りを焦ると「気がつけば気の合わない人ばかりになっていた」ということになります。
理由は焦ると自分を偽って人と関わってしまうからです。
誰でも友達を作ろうとするといつもの自分より明るく振る舞おうとしたり、多少興味がないようなことでも興味ありげに会話を継続させることがあります。
そうするとできるのは自分とは興味関心の合わない、ちょっと気を使う関係の友達です。
経験あるかと思いますが、興味関心の合わないちょっと気を遣う関係ってきついですよね?
このように友達作りを焦ると気の合わない人に囲まれる確率が上がります。
本当に必要なのは友達ではなく知り合いなのでは?
おそらく私を含め「友達がいない」と焦る人は友達がほしいのではなく、知り合いがほしいんだと思うんですよね。
ちょっとしたことを聞ける関係の知り合いが。
もちろん友達も欲しいんだと思いますが、大抵友達作りに焦る人は話せる人ができると安心して、1人で行動することが増えます。
おそらく1人で行動する方が気が楽で良いんだと思います。なのできっと友達作りに焦っている人は知り合いを作りたいだけなんじゃないかなって思ったりします。
そもそも友達という言葉のニュアンスが「気の合う人」とか、「なんでも話せるような」というちょっと重たいニュアンスがありませんか?
なんでも話せるような人ってなかなかできないと思いますよ。夫婦やカップルで話せないことがある関係の場合もありますから。
友達を作るというとなんだか意気込んでしまいますが、知り合いを作るというと「なんでも話せるような」というニュアンスが消えるので、少し気が楽になるのではないでしょうか。
最後に
友達作りは焦らずに。友達作りを焦ると本音を隠し、気の合わない人たちに囲まれることになります。
いつもよりちょっとだけ、積極的になって知り合い作りからスタートしてみませんか?
友達は作るものではなく、自然とできるものです。いくら友達になりたいと思っていたとしても相手が自分と友達になりたいと思わなければ友達にはなれません。
そして友達の気持ちはコントロールできないことです。でも知り合いなら相手に関わらず自分の意思で作ることができます。
ちょっと勇気を出して話しかけてみる、質問をしてみる。知り合いができると自然と焦る気持ちがなくなると思いますよ。
きっと1年後は「なんだこんなことで悩んでいたんだ」と思えるようになるっているはずですよ。
友達作りは焦らず。知り合い作りから始めてみませんか?