最近仕事でも思うことなのですが、人間関係雑談ができているとそれなりに上手くいってしまうもんなんじゃないでしょうか。もちろん最低限のスキルや知識があっての話ですけど。
同じ経験していたり、スキル、技術を持っているのに人に喜ばれて仕事をする人とそうでない人がいるんですよね。その違いはなんだろうって考えたときに、僕はやっぱりコミュニケーション力だと思うんですよね。
で、僕の職場でもコミュニケーションが上手い人がいるんですが、見ているとほんの少しであっても雑談をしているんですよ。やっぱり雑談って人間関係の潤滑油みたいなもんなんですかね。
逆にトラブルが起きてしまうケースではコミュニケーションができていなことが圧倒的に多いです。説明不足、説明したつもりだったけどそんなこと聞いてない、解釈の違いなどなど。最低限こういったミスは避けたいです。
それにはどうしたら良いか。
僕はお互いがある程度言いたいこと、分からないことを聞ける関係ができると良いなと思うんです。そのために雑談が必要なんじゃないかなーっていうことです。それで、最近雑談に関する本を5冊購入しまして、3冊目を読み終えました。
これまで読んだ本はこちら。
2冊とも雑談について噛み砕いて解説してくれているんでわかりやすいです。
そして今回読む本は戦略的な雑談術という本。
ビジネス向きなのかなって感じのタイトルですね。それでは学んでいきましょう。
面白い雑談とは何か
一番最初に問いかけてくれています。面白い雑談?
クスッと笑える内容のことでしょうか。
ネタを相手の関心に合わせること
誰しも自分が関心のある話だったら聞きたいですよね。
たとえばということで、ダイエットの例が出ています。ダイエットに関心のある人に対して、
「実は、ライザップにトライしてみたんです。ホントに痩せるのかなって思って」なんて言われたら、聞いてみたくないですか。面白い雑談にするためにはこんな感じで話す内容自体を相手の関心に寄せていくことが大切みたいです。
相手の関心を想像してネタをチョイスすれば、自動的に雑談は盛り上がるようになっているのです。
1分で打ち解ける!戦略的雑談 伊庭正康 著
既に雑談が上手な人は無意識にやっていることなのかもしれませんね。
会話は質問で盛り上げる
えっ?おもしろトークで盛り上げるんじゃないのって思ったんですが、どうやら違うようです。
ちょっとだけバカになる
相手よりも少しだけバカになって色々質問をしてみようということですね。
会話をするときってなんとなく相手よりも知識を持ってるぞーって自慢というか、アピールをしたくなっちゃうときがありますが、それだと雑談の場合は上手くいかないようです。
雑談のときはマウントをとりたくなってしまう気持ちを封印して、あえてバカになって質問をすると良いんですね。
相手より少しだけバカになって質問で会話を進める。最後は「良いことを教えてくれてありがとう」で締める。
このようにできると知識も増えますし、雑談も良い感じになるので一石二鳥です。
関係性を深めたいときは自分の話もする
質問をして相手から教わるつもりで話をすることがコツだということはわかりました。
ただ、ずっと聞き手でいるのも疲れますし、なんとなくつまらないような気がします。
そんなときはどうしたら良いのでしょう。
積極的に自己開示もしていく
適度に自分のことも話していくことで関係性が深まることもありますね。
「返報性の法則」ってやつですね。
自分だけ話をしていると「あれ自分だけ話してしまっていてなんだか悪いなー」って思うことありませんか?
どうも人間は誰かに何かをしてもらったら、こちらも何か返さないと思う動物らしく、バランスを保とうとする。
だから、雑談が上手な人は自分から自己開示して、相手の開示を促すんだそうです。
相手の休日の過ごし方が知りたいならば、こちらから休日の過ごし方を。
相手の家族の話を聞きたいならば、こちらから家族の話を。
1分で打ち解ける!戦略的雑談 伊庭正康 著
まとめ 雑談は質問をする、そして自分のことも
相手の関心を知ることが雑談の第一歩ということですね。
そのためには少しだけバカになってみて質問をしてみる、そして自分のことも話してみましょう。
難しく考えず、少しずつチャレンジですね。