迷っているなら予備校の冬季講習はいらないと思う理由

 

 大学受験のために予備校へ通っている皆さんはきっと9月とか10月頃に冬季講習で受講する講義を決めますよね。

 

 「あなたはこれとこの講義が良いと思うんだけどどうかなー?」なんて予備校のスタッフやチューターさんに言われて、受講するか迷っているなら僕は受講しなくて良いと思います。

 

 別に高い費用を払って冬季講習を受講しなくても志望校に受かります。

筆者について

・2015年2月に大学受験
・高校3年生に部活を引退し、8月から受験勉強
・勉強開始当初は偏差値30
・5ヶ月間の勉強の末、志望校に合格
・志望校は東洋大学社会学部(偏差値52くらい?)
・予備校は代々木ゼミナールに通っていたが、途中から通わなくなる
・その後大学を卒業し、病院に就職。社会人2年目

 

 僕も受験生のときに親に高いお金を払ってもらって当時通っていた冬季講習を受けていました。確か5〜6個くらいの講義を選択していて費用は20万円くらいでした。

 ちょっと記憶が曖昧ですいません。

 

 とにかくすごく高かったのを覚えています。

 高い費用を払ってもらっていたので、最初の2週間くらいは受講しに行っていたのですが、だんだん

 「自分の志望校に受かるのにこの講義受ける必要あるのか?」

 「明らかに効率悪くないか?講義を受けるより問題集とか過去問をとき直した方が良くない?」

という気持ちになり、親に事情を説明して冬季講習には行かず、自宅で過去問を解き直す方針にシフトチェンジしました。

 

 志望校には無事に合格しました。

 この経験から志望校に合格したいだけなら、必ずしも高い費用を払って冬季講習を受ける必要はないなと思っていますので、その理由をまとめてみました。

補足
これから冬季講習の申し込みをするかどうか迷っている方、自分が冬季講習を受けた方が良いかわからない方向けに記事を書いています。

予備校の冬季講習はいらないと思う理由

費用が高すぎる

 予備校もボランティアでやっているわけではないので、講師の人件費とか諸々考えると高くなるのはわかります。

 それに自己投資なんだから、その費用を惜しむのかという声があるのもわかります。

 ただ、あなたが「これって高すぎね?本当に今の俺に必要なのか?」と迷っているなら受けなくて良いと思います。受けなくても合格できます。

 これは絶対受けた方が良い!それだけの価値があるんだ!って判断できるなら受けた方が良いです。

 これが僕の答えです。

 ちなみに僕は当時冬季講習の価値を判断できていませんでした。

過去問を解き直したりする時間に使った方が良い

 

 予備校の先生方ってみなさんとても話が上手いんですね。

 すごく引き込まれるようなトーク力をお持ちの方が多いので、講義を受けているだけでやる気が出たり、その教科が好きになったりする。

 ただ、講義を受けていて僕は築いてしまったんです。

 「授業面白いけど、効率悪くない?問題集を解き直した方が良いかも」

 講師はとてもわかりやすく解説をしてくれるプロです。

 ここがわからない!とかここの部分を解説してほしい!という部分がある人にとっては良いんですけど、

 なんとなく必要そうだから講義を受けに来たという人にとっては情報量が少ないかもしれません。

 授業が面白いので受けた気になってしまいますが、冬季講習を受ける時期といったら追い込みの時期ですよね。

 受講するから迷っているなら、これまで解いてきた問題集を解き直したり、過去問がガンガンやっていってもらいたい。

冬季講習を受けた = 合格できるじゃない

  

 当たり前なんですけど、冬季講習を受ければ合格できるわけじゃないですよね。

 ただね、受験生のとき、特に追い込みの時期ってメンタルが不安なので安心がほしくなってしまうんですよ。

 予備校に行くとみんな冬季講習に申し込んでいるし、自分もなんとなく受けないと合格できないんじゃないかって気分になっちゃうんですよね。

 忘れがちなことですけど、冬季講習を受けても落ちる人はガンガン落ちます。

 

 冬季講習を受けなくても受かる人はバンバン受かりまくります。

 大事なことは基礎を頭に叩き込むこと、志望校の出題パターンを抑えること。

 そのために大事なのは反復。

 冬季講習を受けて、「理解したつもり」になっていてはダメなんです。

スタッフが提案してくる = 自分に合った講義内容とは限らない

 先ほども書きましたが、予備校は営利企業です。

 ボランティアではありません。

 

 受講生を難易度の高い大学に合格させること、かつ利益を出すことが求められています。

 なので、「あなたの実力なら受かるから冬季講習は受けなくて良いんじゃない?」とか「キャパオーバーになるから冬季講習を受けずに、今までやってきたことの反復をした方が良いんじゃない?」って言ってくれることは少ないです。

 なかにはそんな心優しいスタッフがいる場合もありますが。

 大体は「あなたはこれとこれを受けておいたら」みたいな感じで提案されます。

 今考えると僕が受けた東洋大学は受講費用20万円払ってまで冬季講習受ける必要ありませんし、基礎問題集の反復で十分合格可能です。

 

 もっと難易度の高い大学、たとえば早慶、国立に合格した友達でも冬季講習を受けていない人は何人もいます。

 大事なのは「自分がこれ」と決めたことを納得するまでやり切ることです。

まとめ 冬季講習を受けなくても合格できる

 冬季講習を受けるなら、その価値が判断できるようになってから。

 もし「受けた方が良いのか?」って迷うなら不要です。

 大事な時期に悩みを増やす必要はありません。

 周りが受けているから、受けておいた方がなんとなく安心だからという気持ちと戦いましょう。

 目的は試験日当日に合格ラインを上回る答案を作成すること。

 そのために必要なことは反復です。

 今日はここまで。

 最後まで読んでくださりありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA