大学生になった頃から社会人になった今でもほとんど毎年欠かさず行っている季節のイベントの1つにいちご狩りがあります。
私の住む関東は緊急事態宣言が2週間延長されましたが、先日、密を避けながらいちご狩りに行ってきました。
【いちご狩り】その場で食べるスタイルからビュッフェスタイルへ変化していた。
イメージだとハウスのなかでいちごを収穫して、その場で食べるスタイルが主流だった気がします。
今年お邪魔した小山ファームさんはいちごをまとめてパックに収穫してから、自分のテーブルで食べるビュッフェスタイルでした。
ビュッフェスタイルは小山ファームさん特有なのかわかりませんが、もしかしたら新型コロナの感染対策なのかもしれないなと思いました。
私はビュッフェスタイルはとても良いと思います。その場で食べるスタイルは『いちご狩りをしている』感があって良いですが、両手が塞がり写真が取りにくかったり、収穫に集中できなかったりします。
その場で食べるスタイルのデメリットもカバーしつつ、間隔を空けながらじっくり食べることに集中できるビュッフェスタイルは今後のいちご狩りの主流になっていきそうな気がします。
いちご園の激戦区!お客さんのいる『いちご園』と閑散としている『いちご園』
いちごの生産が盛んな地域には様々ないちご園が集まっています。
どのいちご園もピカピカで美味しそうないちごが育っているのに、人が集まっているいちご園とそうでないいちご園がありますが、違いは何でしょうか。
私はネット(主にGoogle評価)評価と写真だと思います。
ネット集客なくして、商売は難しい。のか?
毎年行きつけのいちご園がない限りは多くの場合、インターネットで検索して良さげな場所に予約をしますよね。
いちご園の名前だけ聞いてもどんないちご園なのか分からないので、Googleの検索窓に、
地名 いちご狩り
と入れて文字を打ち込み検索をかけます。主に見るのはGoogleで星がいくつなのか、写真はどんな感じかの2点ですよね。
飲食店や美容院を選ぶときも同じような手順じゃないでしょうか。
地元の人なら「この前通りかかったあのお店に行ってみよう」となりますが、行ったことのないお店ならほとんどの場合ネットの情報だけで予約する場所を決めます。
どんなに美味しいいちごが育っていても、Google評価が低かったり(3.0以下)、インターネットに載せる写真が綺麗でなければお客さんを呼ぶことはできません。
もちろん地道に美味しいいちご作りに取り組んでいれば、地元のクチコミでお客さんは来るかもしれません。
ただ、遠方のお客さんはネットの評価でしかいちご園を判断できません。お客さんで賑わっているいちご園の駐車場を見るとほとんどが遠方のナンバーなので、いちご園の生き残りにはネット集客が必須です。
お客さんを呼ぶためには、『インスタ映え』の感覚を持つことが大事なのかもしれない
ネット集客というと民間の企業であったり、飲食店に必須な能力という印象でしたが、農家さんをはじめ、あらゆる分野で必要をされていることを改めて感じました。
お客さんはインターネットで検索をかけ、Googleの評価や写真を見て予約する場所を判断します。
さらに10代、20代の年代だとインターネット検索だけでなく、インスタグラムでも検索をかけます。
インスタグラムでいちご園と検索をかけるとズラァーーーとたくさんの写真が溢れんばかりに並んでいます。
少しでも「あれっ、このいちご園の写真気になる」と思ってもらえれば、実際に来てもらえる可能性は高まります。
そのためには『インスタ映え』の感覚を知る必要があります。どんな写真が魅力的とされているのか、「おっ」と気を引くことができるのか。
プロのカメラマンを雇ってもいいでしょうし、インスタグラムの運営が得意な地元の高校生をバイトで雇うこともできます。
誰もが当たり前に行っているSNSですが、勉強すれば色んな分野で役立ちそうです。
特に写真を『映えるように』撮れる能力は色んな場所で必要とされてくるかもしれませんね。