ふぅ、5年に1度の病院機能評価がようやく終わった。

5年に1度、病院内がピリつくイベントがある。

病院機能評価だ。

入職してから初めての病院機能評価を経験

日本国内の病院がしっかり運営されているのか、日本医療評価機構が中立的、科学的・専門的に評価しにくるのだ。

病院は規模が大きく、一度の審査で全部署を回りきれないため、「今回は整形外科病棟と検査室と・・・」みたいな感じで順番に監査を受けることになっている。

今年は僕のいる相談室も対象。

僕は書記としての参加だったから特に何かするわけじゃないんだけど、評価前はとにかく病院内がピリピリしている。そんな空気感からようやく解放され、ホッとしている。


普段の業務内容を詳細に質問される

  • 患者さんはどうやってココ(相談室)に来ますか?
  • 相談室は分かりやすくなっていますか?
  • 普段面接している環境はどうなっていますか?
  • 相談員同士の相談体制はできていますか?
  • 相談内容で多いものはなんですか? など

これらを詳細に聞かれ、口で説明するだけでなく、客観的に確認できる資料の提出が求められる。

この資料の用意が本当に時間がかかる作業。

「この資料を作っている間にどれだけの仕事ができただろう」と何度も思った。

ようやく今年も終了し、普段の業務に集中できる。

無事に審査を通過した証し

病院機能評価の審査を通過すると、一定の水準を満たした病院である「認定病院」として以下のマークをホームページや名刺に掲載することができる。

日本医療機能評価機構から発行されるシンボルマーク

認定病院は地域に密着し、安全・安心、信頼と納得の得られる医療サービスを提供するために日常的に努力している病院と言えるようになるのだ。

現在、全国の約25%の病院が病院機能評価を活用しているらしい。

病院機能評価はまた5年後。そのときに今回のことがしっかりと思い出せるように議事録作りを頑張った。

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