有名な組織でも活躍できる人とできない人の違い

私はこれまで受験や就職の際に周囲から称賛を浴びるような有名な高校や大学、会社に所属したいなという思いがあった。

 

ただ、有名な組織に所属していることで得られることってなんだろう。

 

これまで有名な組織とそれほど有名でない組織の両方に属した経験がある。そのなかで私が感じた活躍できる人とそうでない人の違いをまとめていく。

 

まず私がどのような組織に属してきたか。

野球を小学1年生からやっており、高校3年生で引退するまで続けた。その間、

 

  • スポーツ少年団で6年間
  • クラブチーム(過去に全国制覇をしており、プロ野球選手も排出している)で3年間
  • 高校の部活(甲子園出場経験もあり、地元では有名)で2年半

 

これらの身近では有名と言われる組織に在籍していた。

 

大学からは地元のあまり有名ではない大学に入学した。あまり偏差値的にはお世辞にも高いとは言えない、いわゆるFランク大学と言われるところだ。

 

有名な組織に属することのメリット

称賛を浴びることが多く優越感に浸れる。

このような機会は非常に多かった。優越感に浸るというのはどこか性格が悪い人のように聞こえるかもしれないが、優越感に浸っている瞬間だけは精神的に安定するということがあった。

 

ただ称賛を浴びるというのは中毒性のあるもので、組織に属することで得た称賛の場合、次のステージに上がる際も組織に属することで称賛を得ようとしてしまうため注意が必要。

 

 

環境が整備されている。

今振り返っても納得する。人工芝の室内環境に、ナイター設備、トレーニングルームや遠征用のバスなど申し分ない環境が整えられていた。

 

この環境があったことで夜まで練習に打ち込めたり、雨の日でも十分な練習をすることができた。

 

コネを使える

 過去に優秀な先輩が輩出され、その加入した組織でも優秀な成績を収めているため、他のチームの選手と実力では同レベルでも推薦をいただきやすい。

 自分の行きたい組織へ加入できるチャンスが増えるというのはメリット。

 

質高いプレーを間近でみられる。

優秀な成績を収めている組織は同期や先輩後輩も優秀な選手が多い。優秀な選手は自分の練習スタイルが確立されていたり、考え方や時間の使い方に優れていることが多いので参考になる。

 

また有名なチームとも練習試合を組ませてもらうこともあり、現在プロ野球選手として活躍している選手と対戦することもあった。

 

有名組織に属することのデメリット

自分の意思が反映されない

 優秀な選手であれば話は別だが、それ以外の選手の場合。結果が重視される組織では実力のある選手の意見は通りやすい。

 

つまり自分の意思を通したいのであればそれなりの実力をつける必要があるのだが、優秀な選手が多いと非常に多変。

 

実力のある人が多く、埋もれてしまう

こんな良い選手なのにベンチを温めているなんてという選手が数名いた。

 

出場できる枠が限られている以上、どんなに実力があるかよりもチームで何番目に結果を残しているかが重要になってくる。

 

どんなに実力があっても試合に出れないというのは精神的に非常にきつい。

 

活躍できずに萎えてしまう

 上の項目にも関連あるが、活躍したいという思いがあるのに出れないと気持ちを腐らせてしまう選手がいる。

 

自分のライバル選手との実力差が明確の場合はこういった状態に陥りやすい。

 

有名組織でも活躍できる人の特徴

こういったことから有名な組織に属するのに向いている人はどのような人か。

有名な組織かどうかなんてそもそも興味がない人

有名な組織に属したとしてもトップを目指すという心意気がある人

こういった人は有名組織であっても活躍できる。

 

 一方で向いていない人は、

 ・その組織に属しているだけで満足してしまう人

 

 という結論に至った。

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