こんな現象に陥ったことはないだろうか。
練習をすればするほどミスを連発。
結果を出したいと練習時間や量を増やしているはずなのに、全く結果がでない。むしろ失敗が続いていく。
練習を休んでいた直後で全く練習していなかったときの方が結果が良かったりする。
この現象は何なのだろう。
通常練習は良いこととされているはずなのに、練習が逆効果になってしまっているなんて。
原因を私なりにまとめてみた。
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練習をすればするほど失敗が増える原因
失敗をしたくないという思い
多くの人は結果を出したいと思って練習をする。だが、その思いが逆効果として働いてしまうことも少なくない。
特に次の試合では必ず結果を出さねばと焦りながら練習をしている場合には特に陥りやすい。
失敗したくない、失敗できないという思いは無意識のうちに筋肉を硬直させてしまう。
失敗をしたくないという思いから脱却できると自然と結果も出やすくなる。
活躍し、既にチームへ貢献できているときなどは失敗をしたくないという思いから脱却しやすい。
無意識のうちに「僕はもう活躍をしているのだから、失敗の一つや二つをしても大丈夫だ」という失敗をして良いという思いが働くからだ。
頭の休息ができていない
体は休まっているようでも、頭が休まっていない。だから何をやっても空回りしてしまう。
ある番組で元日本ハムファイターズの新庄さんも頭の休息については語っていた。
結果でない時は、頭が疲れているということもあるので休息が必要。
好きなことに没頭したり、あえて全く違うことをしてみるのも良い。意識的にそのような時間を確保したい。
練習の目的が変わってしまう
良い結果を残すために練習をしているためなのに、結果が出ず失敗ばかりが続くと失敗をしないための練習を始めるようになってしまう。
こうなってしまうと体が失敗をしないための動きをしようとするため、縮こまってしまう。
何のために練習をしているのか、一度立ち返る時間を作ってほしい。
最後に
練習をすればするほど結果が出なくなる原因についてまとめてみたが、主な原因は失敗をしたくないという思い。
体を硬直させ、できていたこともできなくなってしまう思いだ。
そんなときは失敗をしてみようと開き直った方が楽になったりする。
当たり前のことを当たり前にやらなくてはいけない、チームに迷惑をかけてはいけないなどと考えて失敗をしてしまうくらいなら、積極的に失敗をしてみようとして盛大に失敗する方が次に繋がる。
失敗は恐るべき天敵ではなく、師匠。
失敗をしながら、自分を実験台にしながらブラッシュアップしていく。
どんな分野であっても活躍したいのであれば、そんなマインドを身に付けたいところだ。