2023年になると家族が一人増える予定。どんな名前が良いかなと考えていたらふと教育資金のことが頭をよぎりました。
一体、いくらかかるんだろう。
そして、月々いくら貯めていかなければならないんだろう。
教育資金を用意するのは貯金?投資?保険?
うーん。わからないことが多すぎる。
私はライフシュミレーションのようなものが好きで、何歳までにいくら貯めれば良いのかについて自作の表をGoogleのスプレットシートで作っているのですが、教育資金はまったく想像がつきません。
教育資金のシュミレーションをしてみた
検索をすれば教育資金シュミレーションがたくさん出てきて、すべて私立の場合はいくらとか、中学まで公立で高校から私立ならいくらなどの概算が簡単にわかる時代です。
試しに全て私立+大学で仕送り10万円(今住んでいるところの近所に大学がないので)で計算してみました。
結果がこちら。
月14万円貯めなきゃいけないらしい。
では、中学から私立パターンでもう一度。
1000万円近く下がった。
最後に保育園、小学校まで公立、中高が私立、大学は私大医学部+仕送り10万円で見てみます。
共働き、私の給与は全部貯金、もしくは半分投資を17年間続ければなんとかって感じですね。ただ、1人までかなと思います。
医学部に行きたいなら3浪してでも国立の方がはるかに安い
私の知り合いで3浪して国立医学部に合格した友人がいました。
大学生だった当時の私は「3浪もできるなんて羨ましいな。その間予備校にも通えているんだから、相当裕福な家庭なんだろうなぁ」と思った記憶があります。
確かに、浪人中に予備校に通えるのはそれなりに余裕があるからだと思いますが、今考えると「3浪してでも国立医学部に合格した方が私大医学部よりもはるかに安い」から浪人できたんだなということが想像できます。
国立医学部の学費は6年間で500万円と言われていますが、私大医学部は平均2500万円。その差2000万円。浪人に年間200万円で計算しても1200万円国立の方がお得です。
そもそも3浪で合格できる国立医学部に入学できる友人が素晴らしいですが。
両親はどうやって教育資金を用意したのか
私は中学まで公立、高校大学と私立。大学は実家から通いました。
3つ下の弟は高校まで公立、大学から私立で同じく実家から通学しておりました。
実家に帰ったときに母に質問。
「教育資金ってどうやって貯めた?」
「うん、今の職場がとても良くしてくれて、パートから正社員にしてくれたんだよ。だからあなたたちの資金もなんとかなった。足りない部分はローンでどうにかしたよ」とのこと。
高卒の母は「どんなにお金がなくても子どもたちは絶対に大学に行かせる」と思っていたようで、計画的に月いくらずつというよりも気持ちでなんとかしたという印象を受けました。
本当に感謝しかないです。
小学校から私立の妻はどうだったんだろう
妻の場合は一人っ子ですが、小学校から大学まで私立、加えて大学時代は一人暮らしをしていましたので、学費はかなりかかっているはず。今度、お義母さんにもどうやって教育資金を用意したのか聞いてみたいですね。
こう考えると両親には頭が上がらないですし、子育てを終えた方々が偉大に思えます。
今後の方針
まだ妻とは相談していませんが、教育資金について以下のことが大事なのかなと思いました。
- 各々家庭で教育方針を決める
- 出せる金額を決める
- 教育資金を最大限用意するなら住宅や車を質素に
①について私立に行ったから良い教育とは限らず、公立の方が子どもに合っている場合もあります。
②は金額を決めなければ周囲との比較競争になってしまう可能性があります。教育資金はピンからキリまで。1000万円まで、2000万円まで、あるいは浪人はしないなど出せる金額をあらかじめ決めておく必要がありそうです。
③についてはサラリーマンでいる限り、生涯で稼げる金額はおおよそ決まっています。どこにお金をかけ、どこを妥協するのかが鍵になりそうです。
こんな感じでしょうか。
子どもに出会えるまでまだ時間があるので、妻とも相談しながら我が家の教育方針を決めていきたいです。