「インフレでこれからの日本は〜」とか「将来の年金が減ってしまう」など、何かと不安を煽られる現代。
「ああ、これからどうすれば」と暗く考えてしまいがちですが、見方を変えると国が個人を助ける時代から自分のことは自分で守る時代になった、そのための環境整備がされているとも捉えられます。
かつて、これほどまでに投資環境が整備された時代はないと思います。
せっかく、今の時代に生きているのであればゆとりある経済状況で生活をしていきたいものです。
経済的にゆとりある人生を送りたいのなら、実際にそういった生活を送っている人たちに学ぶのが良いはず。ということで、最近は『となりの億万長者』を読んでいます。
一代で十分な資産を築いている人の特徴
アメリカ富裕層研究の第一人者であるスタンリー博士とダンコ博士が1万人以上の億万長者にインタビューとアンケートをして見えてきた特徴は以下の通りのようです。
- 収入よりはるかに低い支出で生活をする。
- 資産形成のために時間、エネルギー、お金を効率よく配分している。
- お金の心配をしなくて済むことのほうが、世間体よりもずっと大切だと考える。
- 社会人になった後、親から経済的な援助を受けていない。
- 子どもは経済的に自立している。
- ビジネスチャンスをつかむのが上手い。
- ぴったりの職業を選んでいる。
イメージはこんな人たち
成人してから住み着いた街にずっと住むビジネスマン。
小さな工場やお店、サービス業の会社などを経営し、離婚せずに家庭を守ってきた人。
意外と身近にいそうな感じがします。
取り入れられることを実行しようとする姿勢が大切
私のような勤め人だとすぐにビジネスを起こすなどは現実的ではないですが、取り入れられることはありそうです。少しずつでも実行してみようとする姿勢が重要な気がします。
具体的には、
- 手取り収入の10〜25%を貯蓄に回す。
- 計画的にお金を使う。
- ライフプランやマネープランを夫婦で考える。
- 余剰資金で投資をしてみる。
- 見栄で高額なローンを組んだりしない。世間体より心のゆとり。
- 愛着を持って仕事をする。 など
今の自分にできることから少しずつ取り組んでいきたいですね。