適切な気遣いは体験しながら学んでいくしかない。

最近職場であったこと。

ある職員さんお子さん(未就学児)がロタウイルスに感染されたんだそう。

親であるその方(仮にAさん)ももらってしまった。

顔は青白く、明らかに具合が悪そうということで、3日間仕事をお休みすることに。

体調も徐々に改善され、休み明け。

「大変申し訳ありませんでした!」ということで、職場の人数分のお菓子を購入され、配っていた。

そこまで気を遣わなくても良いのになぁ

なんだか、こちらが申し訳なくなってしまった。

お子さんがいる家庭なら、休むことだってあるだろうし、上司だってそのあたりは織り込み済みのはず。

きっと、責任感が強い方なので、「3日間も休んでしまった」ということを相当申し訳なく思われているんだろうなぁ。

3日間の休みだったし、実際そこまで大変だったわけじゃないからなぁ。お菓子を選ぶのとかも大変だっただろうし。

そんなことを考えていると、「そういや、僕も同じようなことをしたな」と過去の経験を思い出す。上司の「そんなに気を遣わなくても良かったのに」と申し訳なさそうな表情が印象的だった。

気遣いって、本当に難しいね。

自分が「ほんっっとうに、申し訳ない」と思っていても、相手からすると「全然平気」という場合もある。その逆もあるだろう。

こればかりは体験して学ぶしかないんだろうけど。僕もあれ以降、言葉だけお伝えすることにしている。

休んだ方からすると自分のことだから、「あぁ明日から出勤かぁ。みんなに迷惑かかっているんだろうな。申し訳ない」ということで頭がいっぱいになるけど、働いている側からすれば案外そんなことはない。

自分にしかできない仕事ってほとんどないのかも

忙しくてそれを考える余裕がないのもあるけど、人がいないなら、いないなりに対策を立てるし、意外と仕事も回ってしまう。

そう考えると、職種にもよるんだろうけど、自分がいないとできないことは本当に限られているんだと実感する。

自分が全ての仕事を背負い込む勢いで、責任を感じなくても良い。

今悩んでいることも、きっとなんとかなる。

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