仕事で役立つ考え方

 職場で役に立ちたいけど、学校を卒業して社会人になったばかりの頃って何をしら良いか右も左も分からないですよね。

 人を覚えたり、組織になれるので精一杯なんてこともあります。

 僕は病院で働く社会人2年目ですが、1年間働くなかで仕事のできる上司を見たり自分が経験し、徐々にどんなことを考え方をしたら職場で喜ばれるのかが見えてきました。

 この記事はこれから働く方や社会人1年目の方に向けて、意識すると仕事が上手く行きやすい考え方を紹介します。

自分にとって誰がお客さんは誰か?

 自分が働き、誰かの役に立つからお給料として報酬が支払われます。

 では誰の役に立つのが良いのかですが、これはお客さんですね。

 では自分にとってのお客さんは誰でしょうか?

自分にお金を払ってくれる人がお客さん

 サラリーマンの方は毎月お給料を払ってくれている会社が自分にとってのお客さんになります。 

 僕は病院に勤めているので病院がお客さんになりますね。

 直接やりとりをしているお客さんは自分のお客さんではなく、会社のお客さんです。

 自分のお客さん→会社

 会社のお客さん→消費者、取引先

お客さんが喜ぶことをする

 サラリーマンにとってのお客さん、会社が喜ぶことをすると役に立つ人材と言われます。営利企業にとっては売り上げが良くなることが一番喜ばれますね。

 売り上げを伸ばすには、会社にお金を払ってくれる消費者や取引先の役に立つとが重要です。

 消費者や取引先が喜ぶことをすると自分のお客さんである会社の役に立つことに繋がります。

 なので、目指すのは会社の役に立つために、お客さんを喜ばせることを目指した方がよさそうですね。シンプルな答えになりました。

頼まれた仕事はすぐやる

 上司や他部署、同僚から頼まれた仕事をついつい後回しにすることありますよね。

 わかります。

 僕もそれほど緊急度は高くなさそうな、重要度は中くらいの仕事はついつい後回しにしてしまっていました。

 最近気づきましたが、自分の仕事で他によほど緊急度の高い仕事がない限り、頼まれた仕事は即終わらした方が良いです。

 理由を解説します。

忘れてしまわないため

 社会人なのに人から頼まれた仕事を忘れるなよって思いますよね?

 そうです、その通りです。

 だけど、緊急度が高くなくてあとでも良いかもって思う仕事って、他の仕事に埋もれがちなんです。だから、「あの仕事どうなったー?」って聞かれたときに、

 「あっ!今すぐやりますね。」

ってなりがちなんです。

 

質を落とさないため

 時間が経ったあとで頼まれた内容を思い出すのも一苦労です。

 記憶が鮮明なうちにさっさとやってしまった方が後々自分が楽です。

 それに時間が経ってから行った仕事はクオリティーが落ちることが多くありませんか?

 時間をかけた分クオリティー上がるわけではなく、「ああだっけかな?こうだっけかな?」って思い出しながら行っている分、作業量は落ちますし、集中力も低下します。

同じことをしても喜ばれ方が変わる

 一番の理由はこれです。

 同じ頼まれたことをしているのに早く行ったのと、時間が経って行ったのでは相手の反応が違います。

 たとえば、あなたがA4一枚分ほどの資料の作成を2人の社員にお願いしたとします。「特に急ぎじゃないから後で良いよー」と一言添えて。

 Bさんは30分後に作成して持ってきてくれました。

 Cさんは2日後に持ってきてくれました。どちらも同じクオリティーです。

 反応を想像してみてください。

 Bさんには、「急ぎじゃないって言ったのにすぐにやってくれたんだ。ありがたいな。本当に仕事ができる人だ」と思いませんか?

 Cさんに対しては仕事ができないとは思いませんが、「ありがとう。うん、ミスはなさそう」みたいな感じな反応になると思います。

 ポイントは同じ作業量なのに印象が変わるということです。

 基本的に職場では仕事ができると思われていた方が人間関係が楽になります。

 どうせ同じ作業をするなら、自分の負担も減りますし、喜ばれるので即座にやってしまいましょう。

雑談をする

 ムスッと黙って仕事をしているより適度に雑談をしていた方が職場では過ごせます。

雑談は人間関係の潤滑油

 仕事中はシーンとして堅苦しさを感じる職場もありますよね。

 ただ、ある研究によると仕事中であっても適度に雑談を挟んだ方が社員が生き生きと働けているという結果が出ています。

 おすすめは10秒雑談です。

職場で仕事以外の会話が苦手って、ものすごく共感できる。人間性の問題ではないんだ。

関わりやすさを感じてもらう

 話しかけずらそうな人だと思っていたけど、話してみたら意外と話しやすくて、以降苦手意識がなくなったなんてことがあるように雑談をすることで人の印象が変わることがあります。

 仕事をする上で、怖い、関わりにくいと思われることはデメリットしかありません。

 必要な情報を入りにくくなりますし、連携が取りにくくなります。

 普段から怖い、関わりにくいという印象を持たれやすい人は話しかけることから始めてみましょう。

 内容ななんでも良いです。自分から関わろうとする姿勢が関わりやすさに繋がります。

報告する

仕事は1人じゃまわらない

 どんなに仕事のできるスーパールーキーだったとしても組織に雇用されている以上1人じゃ仕事は完結しません。

 だからこそ、自分がどんな仕事をしているのかをこまめに報告しましょう。

 新人のうちは「君は報告のしすぎだよ」って注意されるくらいで丁度良いかもしれませんね。

途中であっても報告する

 完成したら報告しようって思うことってありますよね。

 やってしまいがちなんですよね。

 報告は全部完結してまとめて長々されるより、こまめに短くした方が喜ばれます。

 

 理由は報告をする理由を考えるとわかります。

 上司が報告を求める理由。それは「安心したいから」です。

 上司は新人の仕事がちゃんと進んでいるか、ミスをしていないかが心配なんです。だから安心したくて報告を求めるんです。

 「今ここまで進んでて、これから〇〇に取り掛かろうと思います」と途中であっても報告しましょう。

失敗は隠さない

 これめっちゃ重要です。

 失敗すると隠したくなりますよね?

 誰でもそうです。ですが、ここは勇気を持って告白しましょう。

失敗こそ赤裸々にする

 失敗は隠すより赤裸々にしてしまった方が、後々信頼されます。もちろん、ミスばかりでいけませんが。

 仕事で嘘つき、隠しごとをする人と思われると一気に働きにくくなります。

 これは普段の人間関係でも一緒ですね。

 

隠すほどに信頼を失う

 信頼を失いたくなくてついた嘘。

 真実を隠せば隠すほど職場の中での立場を失います。

 隠すよりも、

 「失敗は職場の宝」と思ってぜーんぶ語ってしまいましょう。

 実際あなたがミスをすることは他の人もミスしやすい部分だったりします。

まとめ

 これから仕事をする人、仕事始めたばかりの人が意識すると良いことです。

  • 自分にとってお客さんが誰かを考える
  • 頼まれた仕事はすぐやる
  • 雑談をしてみる
  • 報告をする
  • 失敗は隠さない

 職場で過ごす時間が少しでも楽になると嬉しいです。

 それでは、また。

 

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