目標に向かって勉強をしようと思っているけど、「今まで成果を出せた試しがない」、「いつもつらくて途中で諦めてしまう」なんてことありますよね。
でも自分って努力する才能ないのかなと思う必要はありませんよ。
勉強はコツさえつかんでしまえば、多くの人が成果を上げることができます。
それにはすでに成果を出している人からコツを学んでみましょうということで、知り合いの国立大学現役合格者に勉強の極意を聞いてみました。
これは受験勉強だけでじゃなくって、副業をするときとか、ビジネスについて勉強するとき、TOEICを受けるときなどあらゆることに応用できます。
この記事を見れば勉強をするときにどんな心持ちでいれば、心が折れないのか、成果を出せるのかがわかります。
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成果を上げる人に共通する勉強の仕方
具体的に計画せよ
1日○○時間勉強するというのは具体的なようで、具体的ではありません。
極端に言ってしまえば、英単語10個覚えるのに10時間やっても1日10時間勉強したことになります。
なので時間でなく、量で決めましょう。
今日はこの参考書の〇〇ページから〇〇ページまでをやるといった感じで具体的に計画されている方が行動に移しやすいです。
勢いで無理な計画を立てない
これやってしまいがちですよね。
周囲は自分よりたくさん勉強をしているから自分のそれ以上に勉強しなきゃとか、1日14時間勉強しなきゃだめだとかってよく聞きますよね。
でもこれって最後まで続きますか?
勉強はマラソンに似ています。
スタート直後にダッシュをしていてはすぐに力尽きてしまいます。
誰でも分かることですが、何か新しいことを勉強するときに無理な計画を立ててすぐにキツくなってやめてしまうというのは意外とやってしまいがちです。
でもどこかでラストスパートのダッシュをすることも必要です。
重要なのは自分がどの位置を走っているのかを把握し、ペース配分を考えることです。
たとえば、大学受験の場合は1月や2月に試験があるので、9月まではマラソンで10月からラストスパートをかけるといったイメージです。
ペース配分を考えずに走ると、体力的にキツくなって走ること自体が嫌になり、やがでは勉強を継続できない自分のことが嫌いになっていきます。
そうなっていくと勉強のことを考えると継続できない嫌な自分がリンクするようになり、自分と勉強が敵対関係になっていきます。
・自分にとって頭の働く時間帯はいつなのか。
・頭を休める時間は確保できているか。
・勉強できる体制なのか。
無理な計画を立ててももって3日〜1週間です。それは自分の意思が弱いからではありません。
責めるべきは自分ではなく、立てた計画です。
勉強はマラソン。ペース配分を考えて走ろう。
週1回は勉強しない日を作る
半日でも良いですが、好きなことをする日を作ろうということですね。
楽しみや好きなことをする時間がないとやがては自分が破綻してしまいます。
意外にも毎日勉強に没頭しているイメージの強く頭が良いと言われている東大生であったり、研究者になる人というのは実践していることのようです。
むしろこれまであまり勉強をしたことのない人にとっては「毎日かかさず勉強をすることで結果が出る」という思い込みがある人が多いため、週1日休みを取るというのは苦手のようです。
できる限り週1回は休もう
全体を通して実力を上げることを考える
「今週10ページから50ページまでやろうって思ってたけど、忙しくて30ページまでしかできなかったよ。仕方ない、来週51ページから100ページまで勉強しようと思っていたけど、今週できなかった分も含めて31ページから100ページまでやろう」ってやってしまいがちです。
でもこれだと継続はキツくなる可能性かあります。
今週10ページから30ページまでしかできなかったら、翌週は計画通り51ページから100ページに取り掛かりましょう。31ページから49ページまでの分は一旦忘れましょう。
計画を進めたあとにまた戻ってくれば良いんです。
これだとなんか気持ち悪いんですよね。わかります。1ページずつ積み上げていっている感覚がほしいんです。
しかし目的を考えてみて欲しいんです。目的は成果を出すことであって、1ページも漏れなく進めることではないはずです。
であれば、まずは計画通り1周やり通してみましょう。穴空きでも、虫食いでも良いです。
・その週にやろうと計画していたけど、できなかったものは捨てる。
・翌週は翌週のものをやる。
これもあまり勉強をしてことがない人が苦手なことみたいです。
出来なかったことを次に回すと出来なかったことが心の負担となっていきます。そして雪だるま式に大きくなっていきます。
先週はできなかったけど、今週はできた。よかったで良いんです。
続かない習慣
続く習慣
100点を取る必要はありませんので、その部分を取りこぼしたとしても問題ありません。どうしてもやり残した部分が気になるようであれば、時間があるときいやれば良いんです。
馬鹿正直に進めて、計画を遅らせる方向にもっていかないようにしましょう。
計画通りに進まなかったら、一旦その部分は忘れよう。
全体を通して実力を上げていこう。
スキマ時間を活用する
部活やバイト、社会人であれば仕事とまとまった時間が取れない人も多いでしょう。
そんなときはスキマ時間を見つけて活用しましょう。15分のスキマ時間でも4回見つければ、1時間です。
どんなツールをどのように活用しておくか決めておくと行動しやすいでしょう。
たとえば、通勤通学の電車の30分で教科書や参考書はきついので、スマホで写真をとっておいて見直したり、アプリを活用するみたいな感じです。
・乗り物酔いしてしまうのであれば、休む時間と割り切ろう。
・5~30分の睡眠は脳をスッキリさせるのに効果的。
・寝不足のときでも細切れに睡眠をとればダメージは軽減される。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
生活全体を見直すと学習環境はかなり改善されます。
無理な計画を立てるよりも続けられる計画を実行していった方が1日の勉強時間がたとえ1~2時間少なくてもはるかに実力がつきますよ。
それでは、また。