本記事でブログを開設して、ちょうど100記事なのだが筆が進まない。
なぜだ?
先週まで書きたいアイディアがたくさん頭のなかに浮かんでいたはずなのに。
これまで発信してきたこと
病院に勤務する私が仕事をするなかで感じたこと、日常生活を送るなかで考えたことを自由気ままに執筆してきた。
私がブロクを開設した理由を包み隠さず正直に言うと「稼ぎたい」だった。
社会人になり、同じ毎日を繰り返しになっていること、上がらない給料に不安を感じていた私は何かしらの変化を求めていたのだ。
いざ、始めてみるとブログの楽しさに気づいた。
普段何気なく感じていることを文字に起こすという行為そのものが楽しかった。
「稼ぎたい」という思いから始めたはずなのに、いつの間にか「日記ブログ」、「オピニオン記事」を量産していた。
もちろん収益は発生してない。だが、楽しかった。
迷い
まずは100記事を目標にブログを更新してきたのだが、本記事で100記事。
このまま自分の書きたいことを書き続けるか、それとも収益性の高い記事を書くべきか迷いが生じている。
こんなことはブログを書くべきではないかもしれないが、これが正直な私の気持ちだ。
「稼ぎたいという気持ちで始めたのなら、収益性の高い記事を書いたら良いじゃないか」という気持ちにもなるが、なぜか書く気にならないのだ。
これを紹介したい!という気持ちにならない。
何度かレビュー記事や商品紹介にも挑戦したことがあったのだが、楽しくない。自分にとって苦痛になってしまう。
仕事でも体力を使い、帰ってからも苦痛な作業ではしんどい。
一般的にブログで収益を発生させるには検索で上位に表示させ、読者に購入という行動を起こしてもらう必要がある。
そのためにはわかりやすい文章であったり、見やすいデザイン、画像を使った紹介が必要になる。
頭では理解しているつもり。何度かチャレンジもしてみた。
だが、熱意を持って書けない。
「熱意」が持てないのは致命的だと思う。
初めて挑戦することなのだから、うまくできないのはしょうがない。デザインが不細工でも良いと思う。これから何度も挑戦することで上達していくことなので、嘆く必要なない。
だが、何度も失敗し、チャレンジしていくにはそこに「熱意」や「好きだ」という感情が必要になる。
「熱意」や「好き」という気持ちがガソリンのようにチャレンジの原動力となるはずだ。
だが、私にはレビュー記事や収益を目的として記事を書くことに「熱意」を持てなかった。
それよりも収益にはならないが、仕事をするなかで感じたこと、これまで悩んできたことに対する考えを書いていた方が好きだ。
もし、収益記事ばかり書いていたら100記事書く前にブログを書くこと自体に挫折していたことだろう。
自分にしか発信できないことを発信したい
収益記事を書くことに熱意を持てなかった理由だ。
自分がレビューしたい商品の記事を検索するとかなり高いクオリティのサイトがずらり。そして実際に私が商品を使用して感じたことと検索上位に表示されている記事に書かれていることにあまり違いがない。
感じることが似ている上に、検索上位のサイトはさらに細く丁寧に情報が記載されている。
「自分が書かなくても良いや。情報は既に十分に揃っている」
こう思ってしまった。
それよりも私は読んでいただいた人の心を軽くするような記事を書きたい。
素直に面白いと思ってもらえるような記事を書きたい。
稚拙な表現だが、自分にしか書けないことを書きたいと思ったのだ。
誰かが辞めればまた人材を採用するという代えのきくサラリーマンの仕事をしているからこそ、本業以外ではせめて代えのきかないことをしたい。
自分が素直に楽しい、好きだと思ったこと、熱意の持てることにエネルギーを注ぎたいと思った。
ヒカキンさんだって好きなことを追求していた
今やトップYouTuberのヒカキンさんも最初から利益を追求していたわけではない。
好きなヒューマンビートボックスの動画をYouTubeに投稿していたら、いつの日か広告収入が入るようになり、今に到るのだ。
動画を投稿し始めた頃から、今の広告収入の仕組みがあったわけではない。
何が言いたいかというと
結局、今熱意が持てること、好きだと感じるものに取り組めば良い。
収益性の高い記事にするのか、そうでない記事にするのかを絞る必要はない。
今後、自分が熱を持って紹介したい商品や体験が見つかれば、そのときに記事をかけば良い。
どちらにせよ、ブログを書くという行為を継続したい。何でもそうだが、辞めてしまっては仕方がない。
下手でもブサイクでもコツコツと実践、改善のサイクルを継続することで上達する。
継続するには多少なりとも「熱意」や「好き」が必要だ。
ただ、惰性で好きでもないことを継続していても意味がない。
好きこそものの上手なれ
という言葉がある通り好きだからこと失敗しても改善しようと思えるし、継続できる。
好きでもないことで、「嫌々」、「義務感」で人の役には立てない。
だから、私は収益にはつながらないかもしれないが、今熱を持てること、楽しいと感じることを発信していこうと思う。
自分が熱を持てること、好きなことを継続することが誰かの役に立つと信じている。