遠距離恋愛をしていたカップルが数年間の恋愛の末、めでたく結婚。そうなるとどこに住むのか?職場はどうするのかという問題に直面しますよね。
私がちょうど今、その問題に直面しています。私たちの場合はお互い関東に住んでいたので、会おうと思えば電車で1~2時間です。新幹線や飛行機を使わないと会えない距離で恋愛をしている方もいるので中距離恋愛と言えるかもしれません。
私は地元または地元付近で暮らし続けたいという思いが強くありました。彼女は意見を尊重してくれ、私の地元付近で生活するという話で今のところは落ち着いています。
となると次は職場をどうするのかということです。彼女は今年で3年目の看護師。病院の何もかもがわからず、先輩に厳しい意見を言われながら過ごした1年目、日々辞めたいと言いながらなんとかやりきった2年目を経て、やっと楽しくなってきた職場です。
一緒に暮らすまでにはもう1年時間があるので、退職するのはもう少し先になりますが、申し訳なさがあります。
自分の立場に置き換えてみると、また1年目からやり直すなんて考えただけで胃がキリキリします。現場を知っている分、新卒から入るよりもきついかもしれません。
そんななか仕事を辞め、私の地元に来てくれようとしてくれているのは本当に頭の下がる思いです。
職場はどこにするのか問題
私の地元は関東でも田舎の方なので、病院があまり多くありません。近所に1つ大きめの病院がありますが、それ以外はほとんどありません。
引く手が多い看護師という職業である上に人手が少ないなので、しっかりと対策をすれば採用していただけるとは思うのですが、試験がある以上、採用してもらえない可能性も考えられます。
そうなると私の地元から30kmほど走った地域にはいくつか大きめの病院が点在していますので、少し地元の病院1つだけでなく、視野を広めに情報収集をと考えています。
片道30kmだと、大体片道1時間。私は今も車通勤をしていますし、運転自体も嫌いではないのでなんとか通えそうな距離です。
どこに住むのか問題
こちらについてはできれば職場の近くに住みたいですね。通勤は毎日のことなのでできる限り通勤時間を短縮し、体を休める時間や家事の時間、気分転換の時間を確保したいものです。
彼女はペーパードライバーに近いので、できれば職場まで徒歩や自転車で行ける距離が理想です。ただ、居住地も職場次第。病院が決まらないと住む場所も決まりません。
コロナ禍ですが、病院見学をしている病院があれば、しっかり感染対策をして院内の雰囲気を見てこようと思います。ちなみに病院によっては見学を本人だけでなく、友人や配偶者と一緒に見学できる場合もあるみたいですよ。
就活はいつになっても大変だ
私も数年前に就職活動をし、内定をいただいたときは心の底からホッとしました。
「やった。もうこのプレッシャーから解放されるのか!」
「来年から無職にならずに住む〜」
ただ大変でした。希望する病院の情報を調べ、週に1回は大学の就職相談センターに通い、履歴書の添削や模擬面接を行います。
特に履歴書は何度も書き直しました。
「志望動機?」
自分のやりたい職種があって、地元で待遇も良かったからだったんですけど、それを300文字から400文字にまとめなければいけません。
本音すぎても印象は良くありませんし、飾りすぎてもいけません。加減がわからず、本当に苦戦しました。アピールポイントとか、学生時代にやってきたことなど就活をしなければ振り返らないことだったので、整理して面接官に伝わる工夫するという作業が私にとっては大変でした。
そんなこんなで、記憶から薄れていた就活に久しぶりに直面しています。受けるは私ではないのですが、大変な思いをして私の地元に来てくれるので自分が受けるのと同じように志望動機を考えたりしています。
学生の頃は就活で困ったときは就職相談センターがありましたが、社会人になると自分で調べて、添削をお願いしなければいけません。
当時はわかりませんでしたが、学生時代はすごく恵まれていたんだなと気がつきました。
転職の場合にどんな人が採用されやすいのか
私は転職をしたことがありませんが、仕事をしていると自分の職場がどんな人材を求めているかをなんとなく空気感で察することができます。転職者の場合は、
①現場経験がある
②現場のことが理解できている
③長く勤めてくれそう
即戦力までいかなくとも、ある程度の指導で戦力となってくれて、長く勤めてくれそうな人を求めているんだろうなと感じます。
となると履歴書に書くアピールポイントも新卒のときとは違い、前職ではどんな部署にいて、どんな業務を担当していたのかが重視されるはずです。あとは採用したとしてうまくやっていけそうな人柄なのか。
いや、結婚は楽しみですが、色々と考えることが多いですね。これから一緒に履歴書を作成していくわけですが、多めに時間を確保した方が良さそうです。
まずは転職体験談を漁るところから始めよう
転職活動が大変とは言え、看護師で転職をした方は私たちが初めてではありません。たくさんいます。決して自分たちだけが大変とは思わず、同じ経験をした肩の意見も参考にしながら準備を進めていこうと思います。
万全の準備をしたら、あとは縁のある病院から採用していただくのを待つばかりです。