ミニマリストな夫とマキシマリストな妻が仲良く暮らすための工夫

今流行りの言い方をしましたが、ミニマリストとは「必要最低限の持ち物に囲まれて生活することに心地良さを感じる人」のことです。

 

一方、マキシマリストとは「多くのものに囲まれて生活することに心地良さを感じる人」です。

 

ミニマリストとマキシマリストは生活のなかで心地良さを見出すポイントが異なるので、言い合いになることもしばしば。

 

先日も自宅の片付けについて関して妻とちょっとした言い合いになってしまいました。

 

せっかく一緒に生活しているのであればなるべく喧嘩は少なくしたいものです。今後の人生を共にする夫婦であればなおさらです。

 

自戒も込めて、ミニマリストとマキシマリストが心地良く生活していくための工夫を考えたので、記事としてまとめておくこととします。

 

ミニマリストな夫とマキシマリストな妻が仲良く暮らすための対策

片付けたあとのリビング

自分だけのスペースを作っておく

結婚して妻(夫)と一緒に生活するようになると全てのスペースを自分の思い通りにコントロールすることはできません。共有空間を相手の同意なく、自分の心地良いようにすると多くの場合いつか喧嘩になります。

 

夫の書斎

 

なので家のなかで一箇所だけは自分の意思のみでコントロールできる場所を確保しておくのです。私は2畳ほどのデスク周りだけは妻の同意なく自分の心地良いようにコントロールしております。

ミニマルに暮らすメリットをわかりやすく伝える

多くの物に囲まれて暮らすことが心地良いと感じる人にミニマルで生活することを理解してもらうのは至難の技です。が、できる限り理解してもらうよう伝える努力は続けるべきだと考えております。

  

コードに絡まるロボット掃除機

 

例えば、妻は虫が苦手なので「物を少なくすることによって、虫の隠れる場所がなくなるからより清潔に暮らせる」とか、「物が少ないことによって引っ越しのときの費用が安く済む」、「掃除ロボットが引っかからない」みたいな感じで。

 

ミニマリストな夫の言い分。マキシマリストの妻の言い分。

なぜそうしたいのか、お互いに言い分があります。理解することから心地良い暮らしが始まると思うのでまとめてみました。

ミニマリストな夫の言い分

物が多いと疲れる。そして時間が取られる

 

これが理由です。性格も関係しているかと思います。私は神経質な気質の持ち主であり、不安をいただくことが多い性格であることは自覚しております。

 

おおらかで小さなことは気にしない性格の人を羨しく思い、改善を試みたことも幾度なくありましたが、結局20数年変わらず。

 

今の性格、気質のままどう心地良く暮らしていくかを模索してたどり着いたのが、物を少なく丁寧に暮らすという生活スタイルでした。

 

故に溢れかえっている物たちを見ているとなんだか自分のエネルギーが吸い取られていく感じするのです。

 

例えば「あれ、片付けないといけないな」とか「この前買った◯◯、劣化してきているな。今度修理しないとな」みたいに何もしていなくても頭が休まらない感覚がありますし、掃除等で時間が取られてしまうのが嫌なのです。

 

夫のクローゼット。所有する衣類の全て

 

なるべく物を少なくして精神的なストレスと減らしたい。所有するとしても良い品質のものを1つだけ購入し、丁寧に扱っていきたいという価値観を持っております。。

マキシマリストな妻の言い分

物が少ないと落ち着かないし、なんだか寂しい

 

妻からは「多くの物に囲まれていた方が落ち着く」といったことを聞きました。物が多いと探しもので時間が取られストレスではないかと疑問に思いましたが、散らかっていたとしてもどこに何があるのかはちゃんと記憶しているんだそうです。

 

妻は明るく、小さなことは気にしない私とは対照的な気質の持ち主です。故に物が多くても疲れるといった感覚はなく、多少汚れていたって、壊れていたって良いじゃないかという考えがあるようです。

 

ミニマリストでも結婚したら全て自由にとはいかない

独身時代であれば全て自分の好きなように空間を構築していくことができますが、結婚後もそれを継続すると必ず喧嘩になります。 

 

重々承知のつもりでしたが、想像と実際に経験してみるとのではやはり乖離があるものですね。物を増やす妻とそれを片付ける夫。言い合いになることも多々ありました。

 

最近では些細なことで喧嘩をする方が勿体無い時間を過ごしていることに気づき、なるべくチクチク言わないよう心がけております。

 

私はコントロールできる部分だけ物を少なくする。できることなら床に物を置かなくするだけでだいぶ部屋はスッキリするのでお願いしたいなと思いますが。

 

まとめ

物が少ない方が心地よく感じるか、多い方が心地よく感じるかは気質や性格、これまでの経験による部分が大きいように感じます。他人からチクチク言われたから変わることでもないと最近気がつきました。

 

ミニマリストとマキシマリストが仲良く暮らすための工夫としてミニマリストの私はデスク周りだけは自分でコントロールしております。

 

この点に関しては今後2人にあった心地良い暮らしを模索していく必要があるかと思いますので、気長に取り組んでいこうと思います。

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