結婚式を楽しみにされている女性が多いのに対して、男性は腰が重いと感じる方も結構いらっしゃるのではないか。私もその1人だった。
無事に結婚式を終え、1ヶ月が経ったので心境の変化について書いていこうと思う。
結婚式はやって本当に良かった
終わったからこそ思えることかもしれないが、結婚式を行えて本当に良かったなと思う。
やる前は緊張やら負担感やらで押しつぶされそうになっていた。
就職してからの3年間必死に貯金したお金を使ってまで盛大な結婚式が必要なのかと頭を抱えることもあった。
結婚式を夢見る妻のためにも喜んでもらえるような結婚式にしたいと考えていたが、いざ準備をするとなると想像以上に負担感があった。
結婚式までに何度も喧嘩をした
お互い仕事をしながらということもあり、空いている時間を見つけて作業をしていた。
振り返ってみると準備をすること自体はそこまで多くなかったが、やることが細かいというか。
全体像が見えず「これで良いのか?」という不安がずっと付きまとっているような心理状態。
なのに日付はどんどん少なくなっていく。
焦りからの喧嘩だったのかなと思う。さらに結婚式は正解がない分、良い結婚式にしようと思えば思うほどこだわりが多くなり、やることが2倍、3倍に増えていく感覚がる。
「もう良いよ、そんなにやらなくて。終わらなくなっちゃうよ」という私と「絶対にこれはやりたい」とどんどんInstagramで情報収集し、作業をしていく妻。
温度差を感じていた。
家に帰れば毎日のように結婚式のグッズが入った段ボールが届き、気持ちが休まらない日々。
結婚式の準備や当日のスピーチ、日々の家事、仕事のこと、正直心は一杯いっぱいだったなと。
当日は本当に良い思い出になった
こんな私だが、結婚式はとても良い思い出になった。
妻の満足した表情、お義父さんの嬉しそうな表情、何より私が想像していた以上に参列してくださった方々が私たちの式を楽しみにしてくださっていたことがわかった。
大変だったけれども、無事に結婚式を迎えられて本当に良かったなという気持ちでいっぱいになった。
式前までは数百万という大金を結婚式というたった数時間のためにパーっと使ってしまうのは大変もったいない気がしていたが、式を終えると不思議とそういった気持ちは無くなった。
ゲストに来てくださった方の表情を見ていると「お金をかけて良かったな」と思えた。
妻がいなければこんな体験をすることもできなかっただろうなと感謝の気持ちでいっぱいだ。
最後に
もしかするとなぜこんなにも大金をかけて結婚式をやるのか疑問に思っていらっしゃる方も多いかもしれない。
確かに結婚式に使う分のお金を結婚後の生活に回すことができればどんなに心に余裕ができることだろうと思う。
結婚式は強制ではないので奥様がやりたくなければやらなくても幸せな生活は送れるかと思う。
でも、もし奥様が結婚式をやりたいと考えているのであれば、やはり精一杯やり切るのが今後のためにも良いのかなと。
女性の結婚式への憧れはかなり強いですし、何より両親、親族は結婚式をもって結婚したという実感を持つ。
人前で愛を誓いあったり、披露宴をしたりと何かと小っ恥ずかしいイベントのように思えるかもしれないが、結婚式は後から「やって良かったな」と思えるタイプのイベントだ。
やる前はなかなかの負担感かと思いますが、無事に終えられれば晴れやかな気分で次のステージに進めるなと感じた。