睡眠を疎かにしてはいけない。むしろ睡眠を中心に生活設計しよう。

睡眠は軽んじられがちだ。

睡眠時間を削って仕事をする、努力することが美徳とされている。

少しくらい寝なくても体は動くと思う。

しかし、睡眠を疎かにすれば自分では気づかないほどゆっくりと身体は消耗していく。

そんな事実を痛感したエピソードがエッセンシャル思考という本に書かれていた。

自分の資産を守ろう

これは世界的なビジネスマンが大きな挫折を払った末に手に入れたシンプルな教訓として紹介されている。

仕事が忙し過ぎて体を壊したビジネスマン

ジェフという世界的に成功したビジネスマンが紹介されている。

彼は有力な投資ファンドの共同創設者、さらに国際的マイクロファイナンス会社のCEOでもある。

本社はシアトルにあり、サンフランシスコ、インド、ケニアに支社があるため、世界中を飛び回る生活をしていた。

36歳にして誰もが羨むほどの成功を手に入れた人物だ。

移動時間が人生の大半を占めていた

世界各地での打ち合わせのため、ロンドンに飛び、それからインドに飛んで6日間で5都市とまわり、ジュネーブで投資家との会談に出席し、シアトルに戻って1日半を過ごすといった生活。

慢性的な睡眠不足だった。

まともに仕事ができなくなった

仕事の忙しさが度を越して体がおかしくなったのだ。

夜は発作、心拍は不規則になり立っているだけ苦痛を感じた。

固形食が上手く消化できなくない。血圧は低すぎてすぐに立ちくらみがする。

次の仕事が終わったら休もうと言いながら、いつまでも休めずにいた

深刻さを直視せず、なんとかなるさと自分に言い聞かせている。

体調のせいで会議をキャンセルすることが多くなり、スピーチに立ってもまともに話ができない。

ジェフはこれじゃあ、会社の足手まといじゃないかと思った。

医者は彼に選択を迫った

このまま一生薬に頼って暮らすか、1〜2年の間あらゆる仕事を離れて静養するか。

自分に自信があるから認められない

彼は医者のいうことを間に受けない。

トライアスロンの選手でもあった彼は今回のことを挫折か何かだと考えていた。

2ヶ月も休めばすっかり回復するだろうと。

彼は2ヶ月の休暇をとった。

自分でも思った以上に疲れていたようで1日に14時間眠るように。

やがては1日中ベッドで過ごすことが多くなった。

何一つできないまま6週間が過ぎた。

ようやく彼はすぐには回復できないことを悟った。

休養のため、自分の会社を辞めた

彼はストレスの元をすべて取り除くべく、全ての仕事をキャンセルし、自分の会社も辞めた。

彼は回復のことだけを考えて暮らしはじめた。食生活を改善し、家族を連れて南フランスに転居。

気候と健全な生活のおかげで体は確実に回復した。


ジェフは今回の自分の経験を語ることになる。

200人の世界的な成功者を前にして彼は大きな犠牲を払って手に入れたシンプルな教訓を語った。

「自分の資産を守ってください」

自分の最大の資産は自分自身

自分への投資を怠り、心と体をないがしろにすると価値を生み出すための元手がなくなってしまう。

体を壊す最大の原因は睡眠不足。

体をでたらめに酷使するのではなく、戦略的に使うことを考えなくてはならない。

クリントン元大統領も過去の大きな失敗はすべて睡眠不足に起因していると語っていた。

できれば8時間は睡眠を心がけたい。

睡眠は武器だ。自分の力を引き出すために活用しよう。

短時間睡眠で活動できる人もいるが、そういう人はたいてい疲労に慣れきっているだけだと語られている。

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