車が必須の田舎だけど、なんとか夫婦で車1台の生活をしている。

私は車の趣味がない。それどころか、所有する上での管理を少々煩わしく感じている。

「田舎でも車1台で過ごしたい」と、約1年前にこんな記事を書いた。

車が必須の田舎だけど夫婦で車1台の生活をしたい。

車以外の経験のためにお金を残しておきたい

我が家でも家計管理を行い、将来のために貯蓄を頑張っているが、「お金がようやく貯まってきた頃に、車購入。それも2台」

そういったことを繰り返しているよりも、田舎であっても夫婦1台の所有に抑えて、それ以外のことにお金を使いたい。そんな思いから先ほどの記事を書いた。

しかし、都会で暮らす人には分からない部分だと思うが、田舎は本当に車社会。何処に行くにも、徒歩だと30〜60分以上かかる場所が多い。

歩いている人も非常に少ない。

車1台の所有は最低限必須だと思われるため、我が家では4年前に購入した、5年型落ちの軽自動車(購入時66,000キロ、購入価格50万円)を今も使用している。

大活躍しており、現在は走行距離が120,000キロだ。

「車は移動手段」という価値観なら5年落ちの中古車が狙い目。

車が2台必要な場面が、ちらほら出てきた

以前、記事を書いた1年前といくらか状況が変わった。

妻が産休に入って自宅にいることが多くなった。

母親学級など、これまでは行くことのなかった市の保健センターに足を運ぶ機会も出てきた。市内循環型バスもないことはないが、1日数本しか走っておらず、地元民も「おじいちゃんやおばあちゃんが、たまに乗っている」くらいの認識だ。

これまでは僕が休みの日に車を運転し、外出するスタイルで十分生活は成り立っていたが、それでは心許ない。

デマンド型タクシーの利用登録

対策の1つとして、市が運営するデマンド型タクシーの利用を申請した。

デマンド型タクシーは公共交通機関が少ない田舎の移動手段として期待されている。

利用条件はこうだ。

  • 市内に住所があり、事前登録をしている方。
  • 移動は自宅から市内の所定の場所。
  • 所定の場所はスーパーや病院、郵便局、駅など約200箇所。
  • 1回利用で片道500円。
  • 利用の2時間前に予約が必要。

料金体系がバスだが、見た目はタクシー。そんな乗り物。

同じ方面に行く予定の他人が乗っている可能性がある。その分、市内であればどこまで乗っても一律500円。

台数が限られているため、予約がギリギリだと、「すみません、本日は予約が埋まっていまして。4時間後なら伺えるのですが」という回答をいただくこともある。妻も一度、こういった回答をいただいた。その際は2時間後の市内循環バスを待った。

やはり自家用車のような身軽さはないが、市内循環バスよりかは利便性が高い。

しかし、2時間前に予約必須。場合によっては予約が埋まっている場合もあるため、計画的に行動する必要が出てくる。

やはり田舎でも夫婦で車1台の生活をしたい

田舎でも車1台で過ごす工夫として、

  • 高くても市内でも徒歩20分圏内に病院、駅、スーパー、郵便局、保育園、小学校のある場所に住む。
  • 遠い場所は計画的にデマンド型タクシーを予約する。

これらを継続していきたい。

もし、どうしても夫婦それぞれに車が必要な状況になれば、そのときは夫婦での車購入は「総資産の5〜10%以内で一括購入できるもの」など、ルールを設け、柔軟に対応していきたいと思う。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA