妻の友人が病院で助産師として働いている。
今度、Zoomでオンライン両親学級の講師を務めることになったらしく、昨日は予行練習を受けた。
参加者は講師である妻の友人(助産師)と受講生の僕ら夫婦の3人。
とても勉強になることが多く、印象に残ったことを書き残しておきたい。
妻自身がご機嫌で過ごせるような環境づくりが一番
出産時は陣痛の痛みで人格が変わったようになることも多いらしく、怖いがそのあたりは理解しておきたい。
産後もホルモンの関係で、今までは気にならなかった些細なことで傷付いたりする。
2週間続く気分の落ち込みは要注意
「私、ちょっと元気ないな。落ち込みやすいなぁ」と自覚しているうちは全然大丈夫だが、その状態が2週間以上継続すると産後うつに移行していくらしい。
妻自身がつらい状況を周囲に発信すること、周囲もしっかりキャッチできるようアンテナを張っておくことが大事とのこと。
バースプランは子育て中の羅針盤
バースプランとはどんな妊娠にしたいかを事前に計画しておくことだ。
- 好きな音楽をかけておきたい。
- リラックスできる香りを準備しておきたい。
- 出産したら子ども、夫と一緒に写真を撮りたい。
など、10人いれば10通りのプランがあるはずだ。
妻の友人が大事にしていること
妻の友人(助産師)は以下のことを大事にしていると伺った。
「バースプランを考えることは、どんなふうに子どもを育てていきたいか考えること。それが子育てに迷ったときに立ち返る指針になる」と。
つまり、バースプランを考えるとは子育て計画を作る、子育ての羅針盤を作る作業と言い換えられるかもしれない。
目から鱗の新発見だ。
子育て戦略は出産前に話し合っておく
産後退院したら、3時間ごとの授乳、おむつ交換が待ったなしである。
このあたりについて、どう向き合っていくかを「退院したらその状況で考える」というご夫婦が多いんだとか。
ただ、妻の友人(助産師)からしたら、
「退院後は時すでに遅し!!!戦争は始まっているから」とのこと。
たとえば、「◯時のミルクとおむつ交換を〇〇にお願いするから、その間に私は睡眠を6時間確保する」みたいな感じで事前に戦略を考えておく必要があるらしい。
事前に聞いておいてよかったぁ〜〜!!
まるで勤務のシフトのようだが、子育ては戦略。
教育資金を用意するには先取り貯蓄が有効なように、病院ではシフトを組むように、子育てにも計画が必要。
子育て=当番制と捉えておいても良いのかもしれない。
夫は子育てを自分の仕事として捉えよう
最後に妻から夫への要望がまとめられた恐怖のパンフレットの紹介があった。
よく言われていることだが、やはり「手伝うよ」は禁句のようだ。
心得ているつもりだが、いつ口を滑らせるかわからないから肝に命じておきたい。
妻の友人の予行練習ということで、両親学級を受けたが、むしろありがたい内容ばかりだった。予行練習の受講生に我が家を選んでくれたことに感謝したい。