「こんなに子どもが泣いているのに何でスヤスヤ寝てられるの?」
こう妻から言われたことがある。本当に申し訳ないのだが、全く聞こえていない。
ただ、全く起きないというわけではなく、妻が授乳しているタイミングではなんとなく目が覚めるのだ。
なんで?理由がわからない。
旦那には子どもの夜泣きは聞こえない?
これは我が家に限ったことではないらしい。
妻がグループLINEで友人に、「子どもの夜泣きに夫が起きなくてイラッとした体験談」を漏らしたところ、共感の嵐だったんだとか。
「うちもそうだよ!!!」
どの程度イラっとするかは人によるが、どの奥さんも旦那が夜泣きで起きないことに多少なりともモヤっとしているらしい。
職場の先輩も夜泣きで起きない旦那にモヤッと
僕の職場に1つ上の先輩(女性)がおり、昨年育休を取られていた。
雑談する機会があったので、「◯◯さんの旦那さんは夜泣きで起きてましたか?」と聞いてみた。
そしたら、「うちは全く起きない。てか俺は起きれないからって宣言された」とのこと。
「男性ってやっぱりどこもそうなんだ」と思わずニヤッとしてしまった。
穏やかそうな先輩だから、「〇〇さんはイラついたりしないんですか?」と聞いてみたら、「一時期、険悪なムードになったよ」と話されていた。
職場の先輩(男性)にも聞き取り
今度は6つ上の先輩(男性)にも聞き取り。2年前にお子さんが産まれた。
「俺はね、起きれなかった。完全母乳だったし、申し訳ないけど奥さんに任せた」と話される。
我が家を含め、4組中4組で「旦那、子どもの夜泣きに起きない問題」が発生している。
旦那、子どもの夜泣きに起きない問題はアメリカでも!?
妻の友人のグループLINEには現在アメリカに留学中の人もいたようだ。
その友人がホストマザーに「今、日本の友達と旦那が子どもの夜泣きに起きないんだけどっていう話をしてて・・・」と話したらホストマザーが「そんなのアメリカの旦那もそうよ!」と話していたんだとか。
これで5組中5組、うち1組はアメリカ。もう、万国共通なのか。
だからといって夜泣きに起きれないことを肯定するわけではないが、僕が異常だったわけではないと知り、ちょっと安心。
旦那は仕事には寝坊しない
だが、不思議なことにいくら夜泣きで寝不足だったとしても、自分の仕事には遅刻しない。
たとえ目覚ましが鳴らなくても。奥さんは寝ている。
仕事に行かなくてはという「義務感」と遅刻したら減給だという「恐怖感」が僕らを突き動かしている。
しかし、夜泣きの場合は心の奥底で奥さんが母乳をあげてくれるという「信頼」と「安心」がある。
きっと、奥さんは私があげなくてはという「義務感」と、「恐怖感」があるんだろう。
起きれるか、起きれないかの違いはそこなんだろうなぁ。