夫婦喧嘩をしないためにたどり着いた考え方である。
夫婦喧嘩の原因
原因は明確で「睡眠不足」である。
しっかりと睡眠が取れていないと、乱暴な言葉になってしまったりするんだよね。
ただ、睡眠不足というのは子育て中の親ならどうしようもない問題で、おそらくどんな家庭も子育て中は寝れないものなのだ。なにも我が家に限ったことではない。
乱暴な言葉使いになるのは自分がスカッとしたいから
先ほども書いたが「睡眠不足」になると、お互い乱暴な言葉使いが増える。
人はどうしても感情が抑えられなくなったときに最終手段として乱暴な言葉使いをするのだと思う。どんなときに感情が抑えられなくなるのか。そのトリガーは何なのか。
我が家の場合、妻は自分の言った通りに僕が動かないときに乱暴な言葉使いが増える。
例えば、「〇〇(僕の名前)、哺乳瓶持ってきて」と言われたとき、僕がすぐ動けば良いんだろうけど、タイミングによっては「ちょっと待って」と返答してしまうときがある。
いますぐ動いて欲しいときにこういった返答をされると妻は次第にイライラし始め、「役立ないな、おい!◯%&$」と乱暴な言葉使いになる。
僕の場合は、バカにされたり、下に見られる発言をされたときについ乱暴な言葉使いになってしまう。人間誰しもそうだと思うが、僕も「バカにされたくない」という思いが強い。バカにされないための工夫もする。
だからこそ、妻から「役立たず!」などと言われると、カッチーンときてしまう。
僕ら夫婦の喧嘩は大体この4ステップである。
コミュニケーションで正しさを追求すると不幸になる
夫婦お互いがなぜイライラし始めるのか。
原因を探り、お互いの言い分を聞くとどちらも正しいはずだ。
「私がこんな大変ななか、ちょっと言ったこともすぐに動いてくれない。そりゃ、イライラもしますよ。ただでさえ、眠れていないんだから」
ごもっともだ。夫よ、さっさと動け。
「仕事では指示されたことに対して瞬時に動かないといけない。家でも瞬時に動くことを求められるなら、一体どこで心を休ませれば良いんだ?いつも色々、動いているのに役立たずとはひどくないか?」
家ではゆっくりしたいよな、わかる。
きっと夫婦喧嘩と戦争って似ているんじゃないかな。
どちらか一方の立場から見れば正しい意見も、片方から見れば間違った意見。
もう僕らも20代後半。数年社会人として働いている。それなりに人間社会で生きていく上での道徳観や倫理観は身につけているつもり。どちらもそんなに間違った主張ではないだろう。
運命の赤い糸が「糸」で例えられる理由
運命で結ばれたもの同士が、何で「糸」で例えられるんだと思う。
固い運命なら赤い「針金」でも良いじゃないか。
理由は「切れやすいように」なんだって。
お互いの小指に結んだ糸をお互いの方向に強く引っ張ると切れてしまう。その分、小指は圧迫されるが、ちぎれてしまうことはない。「針金」なら引っ張っても切れない分、小指がちぎれてしまう。
結婚生活をうまく例えた人がいるもんだなぁ。
切れやすい「糸」なんだから、お互いが引っ張ってはいけないよな。
どちらかが歩み寄らないと。
僕は妻や子どもの奴隷、下僕
ちょっと過激な表現になっちゃったんだけど、要するに「家の中で一番低い立場だ」と思っていれば夫婦喧嘩も少なくなるということ。
夫婦喧嘩をなくすにはどうしたら良いんだろう?とYouTubeを視聴していたときに見つけた。50〜60歳くらいの男性が言っていたことなんだけど、そのほか、夫婦円満の秘訣を語る方々が口を揃えて言っている。
「女性は理不尽な一面がある。ただ、それに逐一反応して自分は幸せなのか?口論に勝利して幸せなのか?妻には絶対服従、僕は奴隷だと決めておくこと。そうすれば喧嘩は起きない」
自分が低い存在と思っていれば「役立たず!」と言われても、受け流せそうだ。
だって、低い立場なんだから。自分が一番偉いなんて思っていると、カチンときてしまうけどね。
けど、この心構えを身につけておけば家庭以外でも役に立ちそうだよね。
世の中、失敗するときって大体「自分が一番偉い」と思っているときな気がするから。
妻との夫婦喧嘩がなければ出会えなかった考え方だ。
僕は全人類で一番立場が低い。戦略的にそう思っておくことにしよう。