「結婚式をやりたいけど、こんなご時世でやって良いのか」という悩みありますよね。
私としては結婚式を行いたいならあげるべきだと思っています。
本記事ではなぜ結婚式をあげるべきだと考えているのか、コロナ禍での結婚式への参加をキャンセルしたい人たちの声、僕が考えるコロナ禍で結婚式を行うための対策を記載しています。
【コロナ禍】結婚式をあげたいなら、行うべき3つの理由
式場側は十分な対策が取れているため
十分な間隔を取るなど式場側もしっかりとした対策を取っています。挙式をする側にもコロナ感染のリスクがありますが、それ以上に式場側の方がコロナ感染のリスクが大きいからです。
「あそこの式場でコロナが出たってよ」なんてことになれば今後の挙式の予約にも影響してきますし、何千万の損害になることでしょう。そうならないためにも式場は対策を練っています。
先日、某式場の見学に行ってきましたが、しっかり対策をとって挙式を行っていました。特にソーシャルディスタンスには気を遣っているようです。
たとえば、本来80人入る会場に対して、入場者を40人までにして間隔を空けたり、1テーブルに4名までしか座れないようにするなどの対策です。
式場側は感染対策バッチリの状態で準備をしてくれています。コロナへの感染は挙式に参加する側にとってもリスクですが、それ以上に式場側にとってもリスクなのです。
参考 3密を回避!コロナ禍における結婚式の挙げ方ホテル椿山荘東京
気持ちが新鮮なうちに挙式を行うため
やはり挙式は新婚のうちに行いたいですよね。コロナが落ち着いてからでも良いですが、いつになるかわかりません。1年後?2年後?まだまだ収束の見通しは立っていません。
挙式を楽しみにしていた人にとって、いつ挙式ができるかわからない状況というのは非常にソワソワしてしまう期間のはずです。
入籍後、数年経ってからの挙式にも良さがあると思いますが、できることなら気持ちが新鮮なうちに行いたいのが本音です。
結婚のケジメとして行うため
結婚のケジメとして行いたいです。元から結婚式をしないと決めていた人であれば話は別ですが、行いたいと思っていた人であれば結婚式を一つの区切りと考えている人も多いでしょう。
個人的には「結婚式を行いたい!!」という気持ちが高いときに行わないと次第に腰が重くなり、結局行わないなんてことになってしまいそうです。
挙式は準備する側も招かれる側も大変な労力が必要です。完全にコロナが落ち着くのを待っている間にも入籍して、同居を始めてと夫婦としての生活は始まっています。
【コロナ禍】結婚式に誘われた人はキャンセルしたい?断り方を模索しているのも事実
コロナに感染したくない
単純に感染したくないからですよね。特に親族だと中年から高齢の方も多いので、コロナへの感染を警戒しています。若者だってコロナに感染したら、生活に影響が出てしまいます。
政府からもできるだけ人が密集する場所には行かない、会食はできるだけ避けるようにとガイドラインが発表されています。結婚式はまさに避けるべきイベントかもしれません。
このような背景を考えると挙式への参加に消極的になるのは正常なことです。
結婚式に行っていたことが職場に知れ渡るとまずい
コロナに感染しなくても挙式に行っていたこと自体が職場に知れるとまずいという声もあります。「そんな人の密集する場所で感染したらどうするの?」という視線があるのでしょう。
先日、友人からこんなことを聞きました。
「友達の結婚式に行きたかったんだけど、職場の先輩が自分たちの挙式をキャンセルしてたから、友達の結婚式は欠席したんだよね」
挙式をあげる当事者がコロナで挙式をキャンセルしているのだから、参加する側はもちろんキャンセルするだろうという暗黙の了解だったのでしょうか。
本来プライベートな時間にまでこのような圧力がかかっているのは良くないことです。誰もこれまでに経験したことのないウイルスなので過剰な反応が起きています。
このように参加をしたいけれど、職場の事情で参加ができない、キャンセルしないといけない場合もあります。
マスクをしたまま参加したくない
コロナ時代はマスク必須ですね。しかしこれまで結婚式のときはマスクをしないことが私たちにとって、マスクをしたままに挙式どうしても違和感があります。
お洒落なマスクも出てきてはいますが、「マスクをしてまで挙式をするの?」という意見があるのも事実。マスクをして参加するくらいならキャンセルを考える人も少なくないはずです。
【コロナ禍】どうしても結婚式をあげたいときの対策を考えてみた
①フォトウエディング+親族だけでの食事会
コロナの影響も考えるとやっぱり結婚式はできない。でも絶対にウエディングドレスは着たい場合はフォトウエディングが良いと思います。
フォトウエディングであれば少人数でできますし、ウエディングドレスを着るという願いも叶います。結婚式をやらない分、ウエディングドレスやロケーションにお金をかけられます。
結婚式がなくなったことで一番影響が出るのは親族への挨拶です。「あれ?あの人は誰?あっ、この間結婚した人ね」とならないためにも挨拶の場は作った方が良いかもしれません。
②2人だけで国内リゾート婚
結婚式をしたいけど、親族が乗り気でない場合は国内リゾートでの結婚式も良いです。規模を縮小している分、動画や写真にお金をかけ、あとでお披露目できるようにするのも良さそうです。
自分たちは感染に十分に気を遣う必要がありますが、親族や友人の感染を心配する必要がない分、気が楽です。
時期はずらしたくないけど、感染者は出したくないという人には規模を縮小することにはなりますが、その分場所にこだわるも選択肢としては考えてみたいですね。
③大きめの会場を押さえて挙式
挙式の時期はずらしたくないし、親族や友人も呼びたいという場合は借りる会場を大きくするという手段を取る人もいるようです。
たとえば、80人入る会場に40人の定員にするなど十分にソーシャルディスタンスを取れるように式場側と相談する必要がありそうです。
実際に現時点でも大きめの会場を押さえて、結婚式を行っている人はいるので親族の了承が得られれば通常の挙式を行うことは可能でしょう。ただ、マスクは必須です。
番外:コロナが落ち着いたら家族旅
密かに気になっていたのがサービスです。どちらかといえば、コロナが落ち着いてからの方が良いかもしれませんが、結婚の新しい形かもしれません。
結婚式に大きな費用をかけるようにみんなでできる旅に時間をかけるのも良いなと思います。コロナで挙式ができない分、落ち着いたら家族で旅をするのも仲が深まりそうです。
まとめ:結婚式を行いたいなら親族と十分相談した上で。親族の参加が難しければ少人数で行う挙式もあり。
結婚式を行いたいけど、コロナ禍でやるかどうかを悩まれている人に向けて、式を行うべきかどうかについて記事を書きました。
結論としては結婚式を行いたいならあげるべきだと思います。理由は以下の通りです。
・式場側では十分な対策が取れている
・気持ちが新鮮な時期に挙式を行いたい
・結婚のケジメとして行いたい
ただ、結婚式をしたい新郎新婦とは裏腹に誘われた側でキャンセルしたいと思う人が一定数いるのも事実。
コロナウイルスに感染したくない、職場に結婚式に行っていたことがバレるとまずい、マスクをして参加したくないなどさまざまな理由があります。
未知のウイルスと戦っているわけですから、参加に消極的になるのは正常な判断です。であれば、これまでと同じ洋式ではなく、多少なりとも工夫が必要です。
たとえば、フォトウエディング+親族だけでの食事会や2人だけで国内リゾート婚などはこれからますます需要が高まってきそうです。
もし今まで通りの形の結婚式にこだわるのであれば、大きめの会場を予約して十分な距離を取ることを考える必要があります。
結婚式は新郎新婦にとっても、両親にとっても特別な日です。素敵な思い出にするためには感染者を出さない工夫が必要です。
挙式の形も多様化しているのでパートナーと綿密に相談をし、お互いが「やって良かった」と思える特別な日にしたいですね。