妻の祖父に安産をお願いしてきた。

今週からいつ出産しても良い状態と言われる妊娠37週になった。

最近では「赤ちゃんに早く会いたいけど、出産怖いな。今までは週数が増えることが楽しみだったのに、恐怖へのカウントダウンのようも感じる」と話すことが増えている。

お腹が張るからと遠出することも減ってきたが、最後に妻の祖父のお墓参りに行きたいとの希望。

だが、私たちのアパートからは高速を使い車で1時間ほどかかる。

不安だ。けれども、出産前に行っておきたい。

大きなイベントの前は必ずお墓参り

妻は国家試験や就職など、何か不安なイベントがあるとき必ずお墓参りをしてきた。

お産は何が起きるかわからないし、面会も制限されているため心細い。だからこそ、心の拠り所になるものを一つでも持っておきたいということなんだろう。

「何かあったとき、おじいちゃんが見ていてくれていると思えば頑張れそう」

風は強いが天気の良いクリスマス

昨日はクリスマス、少々風が強かったが良い天気。

ちょっと不安だったけれど、思い切って遠出してみた。

祖父のお墓の近くに妻の祖母が住んでいるから、せっかくだから寄ろうかとも話していたけれど、「そんな大きいお腹してこんなに遠くまで」と心配かけてしまう。今回は控えようということに。もしこの記事を読んでいたら分かってしまうが(笑)

墓石を拭きながら妻が語りかけている。

「じいちゃん、今日もきたよ。今度、子どもが生まれるんだけど、大丈夫かな?どう思う?」

僕も一緒にお線香をあげさせていただき、無事に出産できることをお願いした。

無事にお墓参りを終えた妻の顔はとてもスッキリしていた。

来てよかったなぁ。心身ともに出産を迎える準備が整いつつある。

あとはそのときを待つだけだ。

帰りはスターバックスへ寄り、早めに帰宅することにした。

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