友達がいないと悩む人に見てほしい。ぼっちが友達を作る方法。

日常のなかで周囲が眩しく見えたり、どうしようもなく羨ましく感じることはありませんか?

 

だけど、相手の事情を良く知ってみるとみんな何かしらの劣等感や痛みを抱えて生きていたりします。

 

映画のタイトル『ウォールフラワー』とはいつも壁際で物事を見ている花のような存在という意味。

 

誰しも何かに傷ついている。周囲を気にしながら生きている。周囲への恐ればかり誇大化させて自分自身で自らを殻に閉じ込めてしまう。

 

「悩んでいるのは君一人じゃない。君は一人ではないんだよ」。そんな映画監督の優しいメッセージが込められた映画です。

 

【ウォールフラワー】 あらすじ

主人公は小説家志望で内気な16歳のチャーリー。

 

 チャーリーの親友は昨年自殺しています。普段は無口なチャーリーは亡き親友に『トモダチ』と名付け、宛先のない手紙を書くことで自分の気持ちを表現していました。

 

これといった特徴や友達もおらず、高校に入学をするもスクールカーストは最下位。 高校生活には馴染むことができずに出来るだけ波風を立てないように、毎日をただ静かにやり過ごす日々が続きます。

 

内気な青年チャーリーですが、ある日勇気を出して陽気な先輩のパトリックに声をかけます。予想外に彼はフレンドリーに接してくれ、その場でパトリックの義理の妹であるサムと出会うことに。

 

美しくも奔放で、自分にはない魅力を持つサムにチャーリーは自然と心を惹かれ始めます。

 

そんなある日、サムがチャーリーを仲間が集まるパーティーに誘います。ふとしたことをきっかけに、自分のことを話すことのなかったチャーリーが親友が自殺したことを打ち明けることに。

 

そのとき、実はチャーリーだけでなく皆が何かしらの傷やトラウマを抱えていることを知ることになります。ここから自身の弱さや経験を共有したことで本当の仲間として同じ時間を過ごし始めるように。 

 

パトリックとサムのグループに入ることで本当の仲間や恋を知り、平凡だったチャーリーの学生生活は一転、輝き始めます。

 

しかし、この後も順風満帆な高校生活を送るわけでなく、失敗や仲間との別れなど内気な少年の友情と恋を描かれていきます。

 

爽やかな青春映画です。思春期の何とも言えない閉塞感、苦くもどかしい心情と同時に若さ溢れる力強さがありありと描かれ、学生時代に出逢いたかった映画です。少しばかり勇気を出すことで自分の居場所を見つけることができるかもしれないということを教えてくれます。

 

映画【ウォールフラワー】 登場人物

チャーリー(ローガン・ラーマン)

作家志望の少年。精神的に不安定なところがあり、始まったばかりの高校生活にうまく馴染めない。サムに恋している。

 

サム(エマ・ワトソン)

チャーリーと同じ高校の3年生の美少女。家庭の事情により、以前は荒んでいた。

 

パトリック(エズラ・ミラー)

チャーリーと同じ高校の3年生で、サムの義兄。ゲイである。

 

メアリー・エリザベス(メイ・ホイットマン)

サムとは同級生で幼馴染の3年生。チャーリーと交際を始める。

 

アリス(エリン・ウィルヘルミ)

サムやパトリックの友人の3年生。ゴスカルチャーが好き。

 

ボブ(アダム・ヘイゲンバッハ)

サムやパトリックの友人の高校3年生の男子。サム達とよくつるんでいる。

 

キャンディス(ニーナ・ドブレフ)

チャーリーの姉。同じ高校の3年生。

 

ダレク(ニコラス・ブラウン)

キャンディスのボーイフレンド。

 

チャーリーの父親(ディラン・マクダーモット)

厳格だが家族思いの男性。アメフト好き。

 

チャーリーの母親(ケイト・ウォルシュ)

チャーリーを気遣う優しい女性。

 

ヘレン叔母さん(メラニー・リンスキー)

幼いチャーリーを可愛がっていたが、ある日チャーリーの目前で自殺した。

 

クリス(ゼイン・ホルツ)

チャーリーの兄。州立大生で、大学寮で暮らしている。

 

クレイグ(リース・トンプソン)

サムの彼氏となる大学生。サムに隠れて浮気している。

 

アンダーソン先生(ポール・ラッド)

チャーリーの高校の国語科教師。劇作家でもあり、チャーリーの才能を見込んで課題を出す。

 

バートン医師(ジョーン・キューザック)

チャーリーの入院先の精神科医師。

 

 

きっと誰しも遭遇したことがある。映画から得られる気づき

殻を作っているのは自分自身

「私はこれくらいしかできないし・・・」、「私は自慢できることなんて何にもない。ずっと1人で良いや」と自分のことが嫌になった経験は誰しも1度くらいあると思います。

 

他人から同じようなことを言われたとしても自分が本当に「できない人間」になるわけではありません。

 

自分ができない人間かどうかを決めるのは他人ではなく、自分自身なのです

 

他人からどんなに「お前はできない人間だ!!」と言われても自分だけは「私はできる」と思ってさえいればいつでも挑戦することはできます。

 

反対に自分が「私はできない」と思ってしまうとどんなに才能のある人でも本当にできない人間になってしまいます。

 

殻を作っているのはいつだって自分自身なんです。初めから行動を起こさずに、自分を殻に閉じ込めたままにしておくのはもったいないです。

 

仮に挑戦してできなかったとしても、それは今できなかっただけ

 

何度も何度も失敗を繰り返すことで、いつか今より上手にできるようになります。

 

いつだって「自分はできない」と殻を作るのは自分自身。主人公チャーリーからはそんな気づきを得ることができます。

  

自身の弱さや経験を共有することで本当の友達を作ることができる

過去のトラウマや失敗を他人に打ち明けるのはかなり勇気のいることです。バカにされないか、変な人だと思われないか、弱みとして利用されないかと考えてしまいますよね。

 

誰しも弱みを見せたくありません。それは他人も同じです。自分と同じように弱みを打ち明けるのは勇気のいることです。

 

勇気のいることだからこそ、相手を信じて自分自身の弱さやトラウマ的経験を共有することで本当の友達を作ることができるのです。

 

自分自身の弱さを打ち明けるという行為が相手を信頼している、向き合いたいと思っているというメッセージになるのです。

 

信頼しているというメッセージを発信されて悪い気持ちになる人はいません。反対に弱みを隠そう、見せないようにしようと考えると相手のとの関係は表面的になります。

 

「この人とは今後も仲良くしていきたい」、「良い関係を築いていきたい」と思う相手がいるのなら、まずは自分から少しずつ弱さや経験を共有する。

 

そうすることで本当に信頼し合える友達を見つけることができるかもしれないというメッセージを感じとることができます。

 

皆が何かしらの傷やトラウマを抱えて生きている

誰しも他人を羨んだり、キラキラとした生活をしている人に憧れをいただくことがあります。

 

自分の立場から見ると「あの人はきっと悩みなんてないんだろうなぁ」、「あの人みたいになれたら人生楽しいんだろうな」と考えてしまいがちです。

 

そんな相手も事情をよく知ってみるとその人の立場で悩んでいたりします。自分の立場からすると「そんなことで悩むの?」と思えるような悩みでも相手にとっては頭を抱える悩みだったりします。

 

映画『ウォールフラワー』の中盤ではエマ・ワトソン演じるサムが育ってきた家庭の事情や過去に受けた性的被害に悩まされていたことを告白する場面があります。

 

サムは美少女で社交的ない性格で、一見すると悩みなど内容に見えますが、実は心の底で悩みを抱えていたのです。

 

サムのように一見すると悩みなどないように見える人でも、事情をよく知ってみると悩みを抱えていたということはきっと日常生活でもたくさんあることなのかもしれないというメッセージを感じ取ることができます。

 

【ウォールフラワー】日常生活でも活かせる教訓

自分がちょっとした行動を起こすだけでその世界は変わるかもしれない

もし今の生活に不満があるのだとしたら、つまらないなぁと感じているんだとしたら、そんな生活を変えるきっかけは自分のちょっとした行動かもしれません。

 

何か素晴らしいことでなくても良いのです。例えば仲良くなりたいと思っている相手に話かけてみるなどです。

 

どんなに小さなことだったとしても自分から行動を起こしたという経験が重要なのです。

 

主人公チャーリーの高校に入学したときは周囲に馴染めず、目立たないように地味に生きる少年でした。

 

チャーリーの高校生活が変わっていったのは同じ高校の先輩、パトリックに勇気を持って話かけたから。

 

パトリックは陽気なキャラクターで、地味な高校生活を送るチャーリーにとっては憧れの存在。

 

魅力的でなんか気になるけど、自分とは正反対の性格。でも友達がほしいし、話しかけてみよう。

チャーリーがちょっと勇気を出して行動したことがきっかけで高校生活が変わっていきます。

 

チャーリーからはまずはちょっとだけ勇気を出して行動を起こしてみることの重要さが学べます。

 

もしかしたら、自分の予想に反してうまくいくかもしれない。ダメだったら、だめだったという新しい発見ができます。

 

自分の正直な気持ちと向き合うこと。自分の気持ちを向き合わずに良い人間関係は作れない。

「人間関係を良好に保つコツは相手の気持ちを理解しようとすること」というのは多くの人が教わることだと思います。

 

主人公チャーリーから学べることは相手の気持ちを理解しようとすることも重要だけれど、それ以上に自分の正直な気持ちと向き合うことが重要ということです。

 

心の底で感じている自分の正直な気持ち。ネガティブな思いもポジティブな思いも含めてまずは自分の気持ちに正直にならずして、良好な関係は築きにくいです。

 

映画のなかでチャーリーはサムに恋をしています。ただ、サムには大学生の彼氏がいました。

 

チャーリーは同じ高校のメアリー・エリザベスに告白をされ、「傷つけたくない」という思いから交際をスタート。

 

最初は良好な関係を装っていましたが、サムへの恋心が捨てられず、結果的にメアリー・エリザベスとは別れる道を選択します。別れ方も相手を傷つける最悪な状況で。

 

原因は「サムが好き」という自分の正直な気持ちと向き合わずに付き合ってしまったこと

 

具体例が恋愛でしたが、友達との関係を構築する上でも同じことが言えます。

 

自分の居場所を見つけることで人生は輝く。

自分の居場所、ここにいて良いんだと思える場所があるということは安心に繋がります。安心できる場所があるからこそ、他方で色々なことに挑戦できます。 

 

チャーリーは高校入学時、家にも、学校にも居場所はありませんでした。パトリックやサムと知り合ってから、友達といる時間が自分の居場所になりました。

 

自分の居場所を見つけてからチャーリーの高校生活は輝き始めます。そんなチャーリーからは自分が安心できる場所を見つけることの重要性を学ぶことができます。

  

【ウォールフラワー】目立たないように地味に生きようとしている人に見てほしい作品。

「私なんか何にも才能がない」、「仲の良い友達だっていない」と自信をなくしているのだとしたら、是非見ていただきたい作品です。

 

ウォールフラワーの主人公チャーリーからは、

 

  • 自分がちょっとした行動を起こすだけでその世界は変わるかもしれない
  • 自分の正直な気持ちと向き合うこと。自分の気持ちを向き合わずに良い人間関係は作れない。
  • 自分の居場所を見つけることで人生は輝く。

 

ということが学べます。主人公は誰からも愛される陽気なキャラクターではなく、 高校生活には馴染むことができずに出来るだけ波風を立てないように、毎日をただ静かにやり過ごす青年なので、キラキラした学園ものが苦手という人にもオススメです。

 

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