東京都目黒区に行く機会があったので、ずっと行きたいと思っていたスターバックス リザーブ® ロースタリー東京に行ってみた。
スターバックス リザーブ® ロースタリーは世界4カ国に6店舗しかない
日本国内に1,771店舗(2022年12月18日時点)あるスターバックス。国内のあらゆる場所で気軽に入れるカフェとして老若男女問わず大人気だ。
さらに高級志向のスターバックスとして2019年の春からスターバックスリザーブ®のサービスがスタート。
スターバックスのコーヒーバイヤーから厳選された希少で個性的なコーヒーを楽しむことができるサービスで、コーヒーマニアから注目の的になっている。
スターバックスリザーブ®は日本国内に63店舗(2022年12月18日時点)。政令指定都市、中核市レベル、ある程度規模の大きい街にしかない印象。
・北海道札幌市(2店舗)
・北海道旭川市(1店舗)
・秋田県秋田市(1店舗)
・宮城県仙台市(2店舗)
・富山県富山市(1店舗)
・富山県高岡市(1店舗)
・東京都千代田区(5店舗)
・東京都中央区(2店舗)
・東京都港区(5店舗)
・東京都品川区(1店舗)
・東京都目黒区(1店舗)←STARBUCKS RESERVE(R) ROASTERY TOKYO
・東京都世田谷区(5店舗)
・東京都新宿区(1店舗)
・東京都調布市(1店舗)
・東京都立川市(1店舗)
・神奈川県横浜市(2店舗)
・神奈川県鎌倉市(1店舗)
・千葉県千葉市(1店舗)
・千葉県船橋市(1店舗)
・千葉県柏市(1店舗)
・栃木県宇都宮市(1店舗)
・長野県長野市(1店舗)
・静岡県浜松市(1店舗)
・愛知県名古屋市(4店舗)
・三重県鈴鹿市(1店舗)
・大阪府大阪市(3店舗)
・大阪府枚方市(2店舗)
・京都府京都市(2店舗)
・兵庫県神戸市(2店舗)
・岡山県倉敷市(1店舗)
・広島県広島市(1店舗)
・香川県高松市(1店舗)
・愛媛県松山市(1店舗)
・大分県大分市(1店舗)
・福岡県福岡市(2店舗)
・福岡県北九州市(1店舗)
・沖縄県中頭郡北中城村(1店舗)
計 63店舗
ロースタリーの意味は焙煎所
国内に63店舗しかないスターバックスリザーブ®のなかでも、ロースタリー(焙煎所)、店内で焙煎された豆でコーヒーを楽しむことができるのは中目黒だけ。
・シアトル(アメリカ) 2014.12〜
・上海(中国) 2017.12〜
・ミラノ(イタリア) 2018.9〜
・ニューヨーク(アメリカ) 2018.12〜
・シカゴ(アメリカ) 2019.11〜
・東京(日本) 2019.12〜
スターバックス リザーブ® ロースタリー東京は4階建て
スターバックス リザーブ® ロースタリー東京はコーヒーを楽しむだけの場所でなかった。
各階でそれぞれの特徴がある。
1階 STARBUCKS RESERVE
コーヒーを楽しむことが目的ならスターバックス リザーブ® ロースタリー東京のメインは1階だ。
印象としては以下のような感じ。
- 通常のリザーブ
- 豊富なグッズ販売
- 工場見学(焙煎の様子など)
中央には巨大な焙煎機。
常連客なのだろうか。メインバーに座り、バリスタと話し込んでいる方々が数名見られた。
僕も①MAIN BARでクリスマスブレンドを、④PRINCIでコルネッティを注文した。
コーヒー1杯で1,000円。これでも行列なんだからさすがのブランド力だ。
店内に入るとすぐにスターバックス リザーブ® ロースタリー東京のグッズが販売されている。
店舗でしか購入できない限定品ばかりで心が躍る。自転車も売られているのは驚いた。
器具も豊富な品揃え。
チョコレートも販売されている。店員さんのおすすめは写真右下のチョコバー。
カカオ70%だが、甘さを感じられるチョコレートなんだとか。
せっかくだから、このチョコレートに合うコーヒーを聞いたら「うーん、コーヒーも良いですけど、とても濃厚なので水でも良いくらいですかねぇ」と意外な回答。
コーヒーが飲めない妊娠中の妻へ買っていくことにした。
余談だが、これらのチョコレートは『green bean to bar CHOCOLATE』というカカオ農園から直接仕入れを行っているお店で作られている。
スターバックス リザーブ® ロースタリー東京から徒歩5分ほどの場所に店舗があるようなので、ちょっと散歩してみた。
朝早かったためか、オープン前だった。おしゃれなお店なのは十分伝わってくる。
2階 TEAVANA
紅茶や抹茶を楽しむための空間。一部グッズ(紅茶専用)の販売もあった。
今回はコーヒーがメインだったのでほとんど立ち寄らず。
お気に入りの紅茶を見つけたら、お土産に購入することもできる。
今度、中目黒に行くことがあれば2階で紅茶を楽しんでみたい。
3階 ARRIVIAMO BAR
コーヒーを楽しむこともできるリザーブに、高級ホテルのラウンジを融合させたかのような空間。
壁には5,000枚ものスターバックスカードが貼られている。
世界からコーヒーが運ばれてきていることが実感できるようにという意味らしい。
店内では写真のような焙煎機がいくつか置かれている。
晴れていたら気持ちいだろうな、テラス席。
朝だったためか、若干濡れていたので今回は店内で飲むことに。
春は写真のように桜と目黒川が溶け合って日本らしい景色が見られるそうだ。
4階 AMUインスピレーションラウンジ
4階ではコーヒーやグッズの販売はない。
コーヒーテイスティング等、下の写真のようなイベントが開催される場所だ。
イベントがないときはコーヒーをじっくり味わえる静かな場所になっている。
僕も今回はこちらでゆっくりと購入したコーヒーを楽しんだ。
トイレの高級感に驚き。思わず撮ってしまった。
スターバックス リザーブ® ロースタリー東京の魅力
先ほど記載した以外の魅力を紹介したい。
美しい外観
建物の外観デザイン•設計を手掛けたのは隈研吾氏。
スターバックスコーヒー 太宰府天満宮表参道店の設計に続き、隈研吾氏にとってスターバックスとの2回目の仕事だったようだ。
目黒川沿いの最高のロケーション
隈研吾氏はインタビューでこう答えている。
銀座や表参道ではなく、中目黒を選ぶ。そう聞いて、スターバックスは東京を知っているなと感心したんです。というのも、中目黒はもともと川沿いの軽工業地帯で、まだわずかに工場が残るインダストリアルな雰囲気をもつ街。
スターバックスから建物の外観デザイン•設計を依頼されたとき、目黒川沿いを実際に散歩して「まずは川に沿ってテラスをつくり、そこでコーヒーが飲みたいな」と想像されたんだとか。
僕は東京の地理に詳しくないけど、実際に目黒川沿いを散歩してみて、絶好のお散歩コースにあるカフェという印象を持った。
スターバックス リザーブ® ロースタリー東京で購入したもの
スターバックスカード
初回チャージは5,000円か10,000円。現金、クレジットカードでチャージ可能。
1人2枚まで購入できる。
チョコレート
店員さんおすすめのカカオ70%のチョコレート。
ミニケトル
やかんで沸かしたお湯をケトルに入れて注ぐ。300mlなので、ちょうどマグカップ1杯分。
エコバッグ
マグカップの形が可愛い。
ハンカチ
かっこよさ、おしゃれさ、可愛さを兼ね備えたハンカチ。
コーヒー豆
パプアニューギニア産の豆。
クリップスクープカッパー
今回一番欲しかったやつ。
スターバックス リザーブ® ロースタリー東京に足を運んでみての感想
時間帯によっては整理券を発行したりするなど、かなり並ぶらしいという情報を事前に聞いていた。
「行くなら早朝」。
20分前に着いたらまだ誰もいない。
「さすがに誰もいないよなぁ」、と目黒川沿いを散歩して7:00のオープン前に戻ってきたら、10人前後がワクワクしながら並んでいる。
さすがは日本の1店舗だけの特別なスターバックスである。
7:00〜9:00なら割とゆったり過ごせる
僕は日曜の朝に足を運んだのだが、店内はまだ余裕があったので、ゆっくりとコーヒーを楽しむことができた。
とは言っても、店内が広いからであってお客さん自体は普通のスターバックスの混雑時くらい。
桜が見られる時期にまた来たいなぁ。
オレンジのライトで店内の温かな雰囲気が感じられる。工場とカフェが溶け合った感じの素敵な空間だった。