遂に私が勤務する職場でも新型コロナウイルスのワクチン接種が始まりました。私の病院では、まず医師や優先度の高い職員から接種することに。
今週、私にもワクチン接種の順番が回ってきました。
日本では約1ヶ月ほど前から開始となった新型コロナウイルスのワクチン接種。まだ作られてから月日が浅いワクチンということもあり、できることなら今回の接種を見送りたいとも思いましたが、意を決して受けてきました。
【コロナ禍の救世主】新型コロナウイルスのワクチン接種が始まった!
注射は痛かったのか、副作用はあったのか、接種会場の雰囲気、実際に予防接種を受けてみて感じたことなどをお伝えしたいと思います。
医療スタッフも緊張した面持ちで順番を待っていたのが印象的
急ピッチで開発が進められた新型コロナウイルスのワクチン。安全だとは言われているけれど、ほかのワクチンに比べると接種を受けた人の数が少なく、全容がわからない分怖さもあります。
職場ではワクチン接種を受ける順番が分かれており、第一グループは医師や優先度の高い人、第二グループは患者さんに接する頻度が多い職種、その後に技師や事務職などという感じになっていました。
いざ自分の職場でワクチン接種が始まると既に受けた人から色々な感想や出来事を聞きます。
なかにはアナフィラキシーショックで倒れてしまった人が数名いるということも聞きました。
そんな話を聞くと「私も倒れてしまうじゃないか?」とか、「本当にワクチン受けてしまって大丈夫か?」など結構不安でした。
私の病院ではワクチンを広めの会議室で打つことに。
私と同じグループでこれから受けようとしている人も既に予防接種を受けた人から色々と話を聞いていたんでしょう。心なしか順番待ちのときの面持ちがかなり堅い人が多かったように感じました。
私も面持ちが堅い人の一員でしたが。
会場でも緊張緩和のためにアメが配られたり、リラックスできるもの(スマホや本など)を持ち込むようにとアナウンスされていました。
もともとアレルギーがある人や持病がある人のなかにはワクチン接種後、体に痒みが出たり、気持ち悪さを感じたりする症状が出たようですが、多くのスタッフは特に副作用がなかったそうです。
幸い私も副作用は出ませんでした。
多くのスタッフに共通したのはワクチンを接種した腕の痛み。早い人は接種した数時間後、遅い人で翌日に注射した部分が痛くなるといった症状はありました。
私も翌日に痛みを感じました。ただ、インフルエンザの予防接種のときも同じように注射した部分に痛みが出たこともあったので、このあたりはあまり気にしなくても良いのかなと。
注射の痛みは人によって感想はまちまち。全く痛みを感じなかったという人もいれば、痛かったという人もいます。
私としてはインフルエンザの予防接種と同じくらいの痛みだった気がします。特別痛い注射という訳ではなさそうです。
緊張でワクチンを打つ前に気分が悪くなる職員もいた。
あとから聞いた話ですが緊張のあまり、予防接種を受ける前に吐き気やめまいで倒れてしまった人も数名ですがいるそう。
誰でも初めてのものは怖いもので、それは医療スタッフでも同じ。確かにワクチンの接種会場は独特な空気感があり、気分が悪くなるのもわかります。
昔からのことわざで「病は気から」と言われていますが、本当にそうだなと感じました。
緊張をすれば体が硬直し、口の中がパサパサになり、手に汗をかきます。
体は悪くないのに、頭で思ったことで実際に体に色々な反応が出ます。今回のワクチン接種でメンタルと体は密接に関係しているんだと強く実感しました。
それは普段から医療の現場にいるスタッフでも同じこと。
なるべくリラックスできる環境を作る。
私の職場ではほとんどのスタッフが副作用なく、ワクチン接種を受けていました。
しかし、なかには初めのワクチンなので不安に思われる方のいらっしゃると思います。というか、普通は不安ですよね。
私もワクチン接種前日は結構緊張していました。
会場ではベテランの看護師さんが気分が悪くなった人がいないか目を光らせてくれているとは思いますが、自分でもなるべくリラックスをして受けられるようにしたいですね。
「これを打つと副作用が出るかもしれない」と思っていると緊張してしまいますので、スマホを持ち込んで動画を見ても良いですし、何か食べ物を口に入れても良いかもしれません。
何か気が紛れるものがあると良いなと思いました。