職場の人間関係は謝罪と感謝の積み重ね。

仕事をしていると「感謝すること」、「謝罪すること」の重要さを実感します。

ミスをしたときに連絡が来ることはありますが、「感謝」のためだけに連絡が来ることはほとんどありませんし、私もあまりそういった連絡をすることはないです。

素直に謝罪をすることも非常に勇気がいる行為です。

だからこそ、自然に謝罪ができたり、感謝ができる人を見るとかっこよく感じます。

それ、俺の職種がやるべき仕事じゃないんだけど・・・

私は普段病院で勤務をしています。

まれに医師(仮にB医師としておきます)から本来は私の職種ではなく、B医師が行うべき業務をやっておくよう言われることがあります。

私がしっかりと私の職種が行うべきことではない理由を説明し、「先生お願いします」と依頼をする必要があるのですが、B医師の圧に負けて引き受けてしまうことが多いのです。

後日いただいた謝罪の電話

普段は「引き受けたもん負け」みたいな感じで、スルーされることが多いのですが、先日、B医師の指導をしている医師(A医師としておきます)から私に「謝罪のため」だけに連絡があったのです。

関西弁混じりに口調で「この前はB(医師)が悪かったな。あれは医者がやることだから。ちゃんとBに言っておくから。〇〇さん(私の名前)もなんでもはい、はい言わなくて良いからね」と。

A医師から電話をいただいた瞬間、なにか私がミスをしたのかとヒヤッとしましたが、まさか謝罪だけの連絡だったとは。

B医師に業務を振られてから、「俺がやることじゃないよな。それとも俺が間違っているのか?」と内心ずっとモヤモヤした気持ちが片隅あったので、なんだから心が軽くなったような気がしました。

小さなことの積み重ねが職場の雰囲気を良くする

仕事に忙殺され普段は見過ごされがちですが、「間違ったら謝る」、「何かしてもらったら感謝する」という当たり前の行為の積み重ねが自分の人間関係を作っている気がします。

感謝をされると仕事も楽しくなりますし、謝罪をされると心のわだかまりが多少改善されます。そうやって働きやすい職場は作られていくのかもしれません。

どうやってお金を稼ぐか、いかに効率化を図るかばかりが注目されがちですが、こういった小さなことこそ大事にしていこうと思いました。

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