退職者の挨拶を聞いて考えた、これからの働き方と人生

昨日、僕の職場で退職者の挨拶があった。30人くらいの部署なんだけど、最後の勤務日にみんなの前で挨拶をしてくれた。

「短い間でしたけどお世話になりました」みたいな簡単な挨拶だけかと思ったら、自分の思いを語っていて僕もなんだかジーンときてしまった。

今後の人生、どう生きるかを考えた末の退職

退職の挨拶をされたのは相談員のAさん(40代)と、看護師のBさん(60代)。

お二人とも穏やかな方で僕はそんな方々と働ける職場が好きだったな。

Aさんはご結婚をされるそうで、別の地域に引っ越しをされるんだとか。普段はあまり多くを語らない方なんだが、最後の挨拶で「自分のこれからの人生を考えたときに新しい一歩を踏み出そうと思いました」と力強く仰っていたのが印象的だ。

こういう挨拶を聞くと仕事だけじゃなくて、自分の人生についてもしっかり向き合いたいなと思う。

定年退職後も自分の「好き」を活かして働く

Bさんは定年退職される。看護師として仕事をされるなかで「人の話を聞くのが好き」と改めて実感したそうで、今後も「看護師としての知識」と「人の話を聞くのが好き」という自身の特性を活かして働かれるんだとか。

「人の話を聞くのが好き」って、文章だけ見るとシンプルだけどBさんの口から発せられると重さがあるんだよなぁ。

自分の得意や好きを活かして働きたい

Bさんじゃないけど、僕も最近やりたいことを見つけつつある。

僕の場合は「制度や資源を覚えて人に説明するのが好き」というのと、「分かりやすく視覚的にまとめるのが好き」という特徴があるんじゃないかなと感じている。雑誌や冊子、パンフレットを自作できたらな、なんてね。

お金を稼ぐために働いているとはいえ、「自分の代わりはたくさんいる」なんてちょっと悲しいじゃん?病院の相談員自体は資格さえあれば誰でもできるかもしれないけど、「好き」や「得意」は誰しも違う。

僕だったら、こうしてブログを書くことも好きだし、資料に情報をまとめるもの好き。

「相談員」×「ブログを書くのが好き」×「資料作りが好き」×「パソコンをいじるのが好き」×「制度を調べて伝えるのが好き」。こうした掛け算をしていくことで、唯一無二の相談員になれるんじゃないかなぁ。

今後はそのあたりに磨きをかけて自分の武器にしていきたいなぁと。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA